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フォトグラメトリがすごい!実写みたいな「バーチャル路地裏」を体験しよう

「バーチャル路地裏」という、リアルな動画が注目を集めています。2つの技術を合わせてできた動画には、どういった魅力がかくされているのでしょうか。

今回は、「バーチャル路地裏」に関する情報を、お届けします。

リアルな映像が魅力の「バーチャル路地裏」が話題

壁のディテールやパイプ類などまでリアルに再現された「どこかの路地裏」。実写映像かと思いきや、3Dystopiaさんというクリエイターが作った動画です。本当の路地裏を撮影したような映像は、世界中で話題となり、再生回数を順調に伸ばしています。

制作にはフォトグラメトリと「Unreal Engine 5」を使用

「バーチャル路地裏」の制作には、フォトグラメトリという、現実にある建物などをあらゆる方向から撮影し、そのデータをもとに3Dモデルに変換するという技術が使われています。これに、ゲームエンジン「Unreal Engine 5」を組み合わせて制作された動画は、映像の冒頭と最後に、現実世界で撮影した動画を採用。途中の動画との違和感がまったくなく一連の映像のように見えます。

制作者の3Dystopiaさんは、「労力を費やすことで、メタバースは数年後にこうなるはずだ」という見解を示しています。今回の「バーチャル路地裏」は、メタバース構築技術の向上やかけられる費用の拡大が進めば、より現実に近い映像のワールドが制作できるという可能性を実践した形だといえるでしょう。

制作日数はなんと10日!

3Dystopiaさんは、「バーチャル路地裏」を制作するのに1500枚の画像を参考にしたそうです。制作に費やした日数は10日間。その多くを、レタリング処理の勉強と検討に使ったと語ります。地上から撮影した路地裏の写真からは3Dモデル化できない屋根部分のディテールには、再構築も必要だったそうです。

およそ2分の映像は、本当にどこかの国の路地裏を探索しているような内容で、このリアルな映像の制作に10日かかったという事実を、「長い」と捉えるか「短い」と思うかは人それぞれでしょうが、今後のXR、メタバースの可能性を広げる作品になったことは、間違いないでしょう。

美しい映像を立体的に体験しよう

「バーチャル路地裏」はVR映像ではありませんが、リアルに再現された路地裏の映像は美しく、立体感があるようにすら見えます。フォトグラメトリ技術が今後、VR分野にさらなる影響をもたらし、よりリアルで美しい映像が増えていくことを、期待したいですね。

360度の立体的な映像の進化を見守りつつ、VR映像やメタバース空間を楽しみましょう。

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