一般社団法人日本デジタル空間経済連盟(東京都港区)が、長期入院中の子どもたちを支援する「デジタル・エンジェルズPT」を設立しました。新たなプロジェクトでは、メタバースとNFTを活用したサポートを目指します。

長期入院を余儀なくされる、多くの子どもたち
国立研究開発法人国立がん研究センターによると、日本国内の小児がんの患者数は2,000~2,500人で、その他の難病も合わせた1~14歳の長期入院患者数は、約14,000人にものぼります。
また、世界では30万人以上の子どもが長期入院をしているというデータもあり、多くの子どもたちが病院で長い時間を過ごしていることがわかります。
日本デジタル空間経済連盟が「デジタル・エンジェルズPT」を設立
日本デジタル空間経済連盟は、時間や場所の制約がなく、リアルな自分とは異なる姿をアバターで表現できるメタバースの特性に着目し、メタバースとNFTを活用した子どもたちの支援を考えました。
「デジタル・エンジェルズPT」は、国際小児がんデーである2月15日に設立されました。今後、「デジタル・エンジェルズPT」では、長期入院中の子どもたちを支援する共創プロジェクトを検討していきます。
デジタルの強みを生かした支援を目指す
「デジタル・エンジェルズPT」では、長期入院中の子どもたちが手がけた絵画や工作物などの作品を、メタバース空間にアップロードします。子どもたちの思い出の作品を、デジタル空間にいつまでも残せることはもちろん、家族やサポーターが気軽にメタバース上で作品を楽しみ、応援できる仕組みです。
また、「デジタル・エンジェルズPT」への参画法人・団体とコラボし、子どもたちがメタバースで楽しめるイベントの企画・提供も予定しています。
今後の活動に注目!
日本デジタル空間経済連盟が設立した「デジタル・エンジェルズPT」は、メタバースとNFTの強みを活かし、長期入院で病と闘う子どもたちを、多方面からサポートします。今後の活動に注目し、ぜひ仮想空間上での子どもたちの支援をご検討ください。