株式会社JTB(東京都品川区)が、歴史や文化を体験できる新たなコンテンツをリリースしました。「歴史体感シリーズ」第一弾の舞台は、関ヶ原の合戦です。

没入型サウンドツアー「決戦!関ケ原」
「決戦!関ケ原」は、関ヶ原の古戦場エリアで体験できる音声ARコンテンツです。史跡を巡ると、位置情報に連動して武将たちの話し声や刀がぶつかり合う音、鉄砲の音、馬のいななきなどのサウンドが再生されます。また、ユーザーの動きに連動して甲冑の音が鳴ったり、スマホを刀に見立てて振ったりという体験も可能です。
特定のスポットでは、AR機能で武将の姿が見られ、ARカメラで記念撮影もできます。従来の町歩きにはない、没入感あふれる体験を楽しめるコンテンツは、英語にも対応しています。
ARアプリケーション「Locatone」を活用
「決戦!関ケ原」には、SoVeC株式会社(東京都港区)が提供するARアプリケーション「Locatone」を活用しています。「Locatone」は、現実世界に仮想世界の音が混ざり合う、新感覚の音響体験サービスです。特定のスポットを訪れると、自動的に音声や音楽が流れます。
音を聴きながら街を巡れば、新たな魅力や楽しみ方を発見したり、聴覚を通してその街の歴史や文化に触れたりできます。
さまざまな”歴史エンターテインメント”を提供?
JTBは今後、「歴史体感シリーズ」のコンテンツを徐々に増やしていく予定です。全国の観光地で、「Locatone」を活用した音声コンテンツの制作・展開を行い、国内外の観光客にその土地の歴史や文化の直感的な体験を提供します。
また、音声以外のさまざまな形でも、戦国や城、武将、偉人といった歴史を「エンターテインメント」として体験できるコンテンツで、観光地の価値向上、収益増加実現に貢献していきます。
音声で歴史・文化を体感しよう
関ケ原の合戦を音で体験できる「決戦!関ケ原」は、岐阜県不破郡関ケ原町で提供中です。なお、体験には音声コンテンツ料金500円と、体験用のスマートフォンが必要です。
歴史・文化を体感できる新たなサービスで、知らない世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。