渋谷にある株式会社Vは、2023年8月28日にVRChatとパートナーシップを締結しました。今後はアパレルブランド協力のもと、VRChat上にさまざまなワールドを制作する予定です。
渋谷に拠点を構える株式会社V
株式会社Vは、2019年に創業しました。アバター改変シェアサービス「kaihen」の開発・運営をはじめ、「フォートナイト高校生DUO Scrim」の運営、ファッションブランド「ANREALAGE」のデジタルウェア制作・販売など、バーチャル空間でのさまざまな事業を行っています。
近年は、ファッション業界で生成AI活用に取り組むOpenFashionとも戦略的パートナシップを締結しており、バーチャルファッションの分野に注力していることがわかります。
VRChatとパートナーシップ締結
そんな株式会社Vは、8月28日にソーシャルVRサービス「VRChat」と、パートナーシップを締結しました。国内に100万人以上、全世界に900万人近くのユーザーを抱えるVRChatには、多くのワールドが存在し、バーチャルマーケットやバーチャルギャラリー、イベントなどで、企業がメタバースを活用する事例も増えています。
今後、株式会社Vは自社の強みであるバーチャルファッションに重点を置き、アパレルブランドとも協力しながら、VRChat向けのアバター制作・販売を行います。また、アニメIPを活用したワールド制作も実施予定です。
新たな可能性への挑戦
今回のパートナーシップ締結について、株式会社Vは「バーチャルファッション、エンターテインメント、コマースの領域で、新たな可能性に挑戦したい」とコメントしました。今後の取り組みは、「すべてを仮想化する」という理念の実現にもつながることが期待されます。
VRChatという大きな畑での幅広い事業展開は、さまざまな領域にどのような影響をもたらしてくれるのか、すでに注目が集まっているようです。
充実したメタバースの実現に期待
バーチャルファッションを中心に、メタバースでのさまざまな事業展開を行う株式会社V。今後、どのようなアバターファッション、魅力的なワールドを創出するのかが楽しみです。よりよいメタバースの実現に向けて、今後の動向に、目が離せません。