国内の幅広い地域での婚活を支援するIBJが、日本旅行と協業し、人口減少問題解決に向けた取り組みを行うことを発表しました。今後、どのような取り組みで、さらなる婚活支援や人口問題と向き合うのでしょうか。
国内最大級の成婚率を誇るIBJ
株式会社IBJは、婚活業界唯一の東証プライム市場上場企業です。加盟相談所は全国に3,900以上で、会員数は約85,000人。数ある婚活相談所でも最大級の規模で、2022年の年間成婚組数は11,921組と、多くのカップル創出に貢献しています。
日本旅行と業務提携を結んだ背景
IBJは2023年8月、株式会社日本旅行と、婚活支援に関する業務提携契約を締結しました。2社の協業は、人口減少問題と向き合うことを1つの大きな目的としています。
日本旅行はコロナ禍において、ワクチン接種をサポートするなど、旅行業以外の事業展開で地域の課題解決に貢献。そのなかで、地域での「婚活支援」の重要性が高まっていると感じたことが、今回の協業の背景となっています。
協業で目指すのは
相互協力により、婚活パーティーの運営や、結婚相談サポートなどを行うIBJと日本旅行は、婚活支援にメタバースも活用する予定です。
「メタバース婚活」に、参加者はアバターで参加。「見た目」や「条件」だけでなく、話し方や性格、フィーリング、内面を重視した婚活を実現できます。また、全国の離れた場所にいる人同士も簡単に出会うことができ、電話よりも近く、Zoomなどのビデオ通話よりもフランクに話すことも可能です。メタバースの活用で、多くの方に出会いの可能性が広がることが期待されます。
ほかにも、日本旅行の強みを生かした地域の魅力発信による、移住・定住を目的とした婚活支援、婚活を通した地方の人口減少問題の解決などにも、受け入れ先の自治体と協力しながら精力的に取り組む予定です。
社会問題解決にメタバースが貢献?
日本旅行の「人と人」「人と場所」をつなぐ力、そしてIBJの婚活ノウハウで、2社は1人ひとりのライフスタイルや婚活フェーズをに合わせた新たなサービスの提供に注力していきます。日本の深刻な課題の1つである「人口減少問題」を、結婚で家庭を作り、地方に定住するという流れで解決していくという新たな取り組みも、既に多くの方がその効果に期待を寄せています。
メタバース婚活も、成婚率アップはもちろん人口減少や少子化といった、さまざまな社会問題の解決に貢献するのではないでしょうか。