新型3Dハンドトラッキングセンサー「Leap Motion Controller 2」の国内販売が、8月よりスタートしています。Ultraleapが11年ぶりに販売した新製品には、どのような魅力が詰まっているのでしょうか。
2012年よりハンドトラッキング用デバイスを販売
「Leap Motion Controller2」は、Ultraleapが開発するハンドトラッキング用デバイスです。初代「Leap Motion Controller」は2012年に発売され、小型でシンプルな印象ながら、高性能な技術が多くの開発者から支持されていました。
初代「Leap Motion Controller」は、Leap Motionが開発しており、同社はApppleの買収提案を断るなど、独自路線を歩んだことでも注目を集めました。その後、、2019年にUltrahaptics社と経営統合を行い、新製品「Leap Motion Controller2」は、Ultraleapの開発となっています。
11年ぶりの新製品「Leap Motion Controller 2」
2012年の初代リリースから、11年ぶりの発売となった「Leap Motion Controller 2」。手の動きを赤外線カメラで撮影し、画像を解析することで、手指の細かな動きも認識します。ピッチやタップ、カーソルなどの繊細な操作も、画面に触れることなく行えるのは、高性能の解析技術の賜物でしょう。
また、専用のヘッドマウントセットにはめれば、既存のXRヘッドセットにも装着できます。初代と比べて30%の軽量化にも成功しており、電力消費も25%削減。ハンドトラッキング機能はもちろん、見た目やその他のスペックも上がっていることがわかるでしょう。
法人・個人に向けた日本での販売も
2023年夏の発売が予定されていた「Leap Motion Controller 2」は、6月時点で日本国内での販売についての情報がない状態でしたが、8月よりコーンズテクノロジーが国内での販売を開始しました。
商用ライセンス使用料を抜いた価格は24,200円で、法人向けECサイトから注文が可能です。また、個人向けの通販もスタートしており、Amazonなど複数のインターネットショッピングサイトより購入できます。価格も比較的リーズナブルで、個人利用のハードルもあまり高くありません。気になる方はぜひ購入して、その精度を確かめてみてはいかがでしょうか。
新製品でよりよいVRライフを
2012年に初代「Leap Motion Controller」を発売して以来、Ultraleapはソフトウェアアップデートを継続して行いながら、パソコンやXRデバイス、タッチパネル製品などに搭載するための、組み込み製品を展開してきました。11年ぶりとなる新製品のリリースは、世界でも注目を浴びています。
快適なVR操作を実現する新製品で、より豊かなVRライフを送ってください。