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金融取引や規制法などを更新した「バーチャルシティガイドラインver.2.0」発表

バーチャルシティコンソーシアムは、2023年7月20日に「バーチャルシティガイドラインver.2.0」を発表しました。アップデートされたガイドラインでは、バーチャル上での金融取引に関する内容を更新しています。

「バーチャルシティガイドライン」とは

「バーチャルシティガイドライン」は、バーチャル空間や都市連動型メタバースの運用・利用に関する指針を明確化したものです。アバターコンテンツなどの権利保護、NFTの活用、金融取引手段や規制法など、さまざまな指針や検討項目が記されています。

ガイドラインの策定・公開を行っているのは、2021年11月に設立したバーチャルシティコンソーシアムです。同団体にはKDDI株式会社や東急株式会社、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社、一般社団法人渋谷未来デザインが参画しており、日本発のメタバース発展に向けて、情報発信やガイドライン策定を行っています。

定期的なアップデートを実施

「バーチャルシティガイドライン」は、2022年4月にver.1が発表され、その後も定期的なアップデートを実施しています。2022年11月にはver. 1.5が発表され、今回のver.2.0は、ver.1から2度のアップデートになります。

前回のver.1.5では、クリエイターエコノミーの実現に向けた、NFTの活用に関する内容を追加。時代やバーチャル環境の変化に応じたアップデートは、バーチャルシティコンソーシアムが調査・研究を正しく行っている結果だといえるでしょう。

「ver.2.0」での変更点

2023年7月20日に発表されたver.2.0には、中央省庁などで議論となった「コンテンツの法的保護」などが反映されました。また、メタバース内での金融取引がより安心・安全に行えるよう、自律的経済圏の実現に向け、金融取引手段や規制法についての項目もアップデートされています。

このほか、公共機関でのXRコンテンツ活用にあたっての注意点、コンテンツ配信側の法的責任についても整理されました。アップデートで、メタバース空間を安心して活用できる時代を目指すバーチャルシティコンソーシアムはアップデートに際し、「日本発のメタバースの発展を見据え、さらに議論が必要な項目を列挙し、引き続き議論の方向性を提案する」と、コメントも発表しました。

より安全なメタバース実現に向けて

便利な仮想空間ですが、課題はまだ多く、100%安全に活用できるとは言い切れないのも事実です。アップデートされたガイドラインが、メタバースの課題解決に貢献し、多くの方が安心して利用できる空間の実現に貢献することに期待しましょう。

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