VRゲーム開発で知られるMyDearestが、VRChat内にバーチャルオフィスを公開しました。リアルに再現されたオフィスは、無料で利用できるだけでなく、メタバースならではのギミックでも注目を集めています。
「MyDearestバーチャルオフィス」とは
VRChatにオープンした「MyDearestバーチャルオフィス」は、「VRアジト」が運営するワールドです。ワールドを監修したのは、バーチャルフォトグラファーやワールドクリエイターとして活動する「えこちん」さん。
MyDearestが、VRゲームとVRChatをつなぐ「架け橋」のような場所を目指して制作したワールドで、リアルに再現されたオフィスは、幅広い用途での利用が可能です。
さまざまな用途に無料で利用できる
おしゃれなオフィスは、バーチャル空間でのイベント開催や会議、面接、勉強会など、幅広いシーンがあり、無料で利用できます。オフィス内には「東京クロノス」「アルトデウスBC」「ディスクロニア: CA」関連のオリジナルアイテムも展示されており、同ワールドで、MyDearestと他社とのコラボイベントなども検討されています。
落ち着いた雰囲気の会議室で真面目に作業したあとは、おしゃれなカウンターやテーブルの並ぶ空間で雑談をするなど、メリハリある時間を過ごせるでしょう。
バーチャル空間だからできるギミックも
バーチャルオフィスは、ただオフィスとして利用するだけではなく、仮想空間だからこそ実現できるギミックも用意されているのが特徴です。MyDearestの最新作「Brazen Blaze」のコンセプトである「現実でやっちゃいけないこと、全部やろうぜ!」にちなみ、実際のオフィスではできない体験が可能。
スプレーでボードに落書きしたり、パソコンや椅子をなぎ倒したりと、落書きや破壊も許されています。MyDearestは「存分に暴れ、バーチャルならではの来社体験を堪能してください」とコメントしており、こうした「非現実的」な行動も、推奨しているようです。
リアルに再現された空間に行ってみよう
2023年9月14日にオープンした「MyDearestバーチャルオフィス」では、オープン翌日の9月15日に、「熱血プレゼン会」も開催されました。オフィスの内覧や、ワールドへの思い、現在MyDearestが目指していることなどをプレゼンするイベントには、多くのユーザーが訪れました。
リアルに再現されたオフィスで、仲間と集まって真面目に語り合ったり作業をしたり、ときにはオフィスを破壊したりと、さまざまな楽しみ方ができる同ワールド。ぜひ遊びに行って、充実した時間を過ごしてみてください。