トヨタや日産など、国内の自動車メーカー8社が、「爆創クラブ」というメタバースゲームの開発に参画しています。clusterでリリース予定のゲームは、どのような内容になっているのでしょうか。
「爆創クラブ」とは
「爆創クラブ」は、バーチャル空間で未来の車づくりを体験できるゲームです。設定は2323年で、プレイヤーは地球に放置された残留物を集めて車を改造します。2323年の世界では、「デブリカスタム」という車の改造が遊びとして流行しており、ユニークなアイデアで、さまざまなカスタマイズを楽しむのが目的です。
開発に携わったのは、スズキ株式会社、株式会社SUBARU、ダイハツ工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社、マツダ株式会社、三菱自動車工業株式会社の計8社。「デブリカスタム」のベースとなる車も、人気車種が多く登場することが予想されます。
「東京ゲームショウ2023」で制作発表会を実施!
「爆創クラブ」は、2023年9月22日に開催された「東京ゲームショウ2023」で、制作発表会を実施しました。既にYouTubeでPVは公開されていましたが、制作発表会では、ゲーム内容に関するより詳細な情報、開発の背景などを、参画した自動車メーカー8社とクラスター株式会社の関係者が、参加者に向けて説明しました。
公開中のPVの内容は…
「車の未来を創る新体験」を目標に開発された、今回のメタバースゲーム。PVでは改造された車で高速道路や荒野など、さまざまな場所を走る様子が確認できます。また、タイヤ交換をはじめとしたカスタマイズや走行中に車の衝突テストに使われる「ダミー人形」にぶつかると、人形が飛び込んでくるという仕掛けもあるようです。
実際の車のカスタマイズ、走行と同じような感覚を、メタバースでよりリアルに体験できる「爆創クラブ」は、車好きの人はもちろん、ゲームファン、メタバースファンからもすでに注目を集めています。
共同プロジェクトの成果を見に行こう!
競合企業が協力して新たなコンテンツを開発する、という風潮は、メタバースやVRの世界で多く見られます。今回ご紹介したゲームも、日本を代表する自動車メーカーが協力することで、よりよい仕上がりになるのではないでしょうか。
国内の自動車メーカー8社が開発に参加したメタバースゲーム「爆創クラブ」は、clusterで遊ぶことができます。共同プロジェクトでどのような空間・ゲームが誕生したのか、ぜひ確かめに行ってみてください。