イラストやゲームルールのほどよい「緩さ」で人気を集めた「ねこあつめ」が、Meta Questとして配信されます。「もっと！ねこあつめ」は、2023年冬発売予定です。

スマホゲームとして人気を集めた「ねこあつめ」

株式会社ヒットポイントが配信している「ねこあつめ」は、もともと2014年にリリースされたスマホ向けのシミュレーションゲームアプリでした。家の庭先にえさやグッズを用意し、さまざまなねこの訪問を待つ、というシンプルな内容です。プレイヤーはやってきたねこがお礼に置いていく「にぼし」で新たなグッズを収集したり、庭を拡張したりします。

当初、スマホアプリは日本語版のみリリースされていましたが、複雑な操作が不要なことから日本語が分からなくても楽しむことができ、日本語圏以外のユーザーも徐々に増加しました。その後、2015年10月より英語にも対応し、2017年からはニンテンドー3DS版の配信をスタート。2018年には PlayStation VR版を配信しています。

Meta Questで「もっと！ねこあつめ」の配信が決定

PlayStation VR版向けの「ねこあつめVR」で、すでに5年前からVRデビューしている「ねこあつめ」ですが、今回Meta Quest向け「もっと！ねこあつめ」の配信が決定しました。新作は「Meta Quest 3」でのプレイを想定しており、立体的な世界の魅力を堪能できます。

イラストはリリース当初と変わらない、シンプルで「緩さ」を感じるものですが、庭先に集まるたくさんのねこをより間近で観察できるのは、VRならではの特徴だといえるでしょう。

46種類のねこと楽しい時間が過ごせる

「もっと！ねこあつめ」では、ねこじゃらしを使って庭先にやってきたねこと遊ぶ、おなかをなでる、抱っこするといったVRやMRならではの操作が可能です。また、ねこの種類も46種類と非常に豊富で、仮想現実の世界で「ねこと自分」だけの空間を楽しめます。

さらに、空間内でスマホやタブレット端末のようなものをねこにかざして写真を撮ることも。VRの立体感はもちろん、これまでの「ねこあつめ」にはない要素が多く盛り込まれているので、長時間癒しを満喫できるのではないでしょうか。

詳細の発表が待ち遠しい！

Meta Questで発売が決定した「もっと！ねこあつめ」では、ねことの時間をスマホ版よりもリアルに、存分に楽しめます。発売日や価格などの詳細な情報もチェックしながら、リリースを待ちましょう。