世界中で多くの人が楽しんでいる、オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」が、Meta Questでの配信を正式にスタートしました。新作VR機器「Meta Quest 3」も発売され、相乗効果が見込めます。

人気のゲーミングプラットフォーム「Roblox」

「Roblox」は、自身でゲームを制作したり、他者が作ったゲームをプレイしたりできる、オンラインゲームプラットフォームです。2006年にリリースされ、コロナ禍の影響やVRの普及により、昨今はユーザーが急増しています。

パソコンやiPhone、Android、プレイステーションなどでプレイ可能で、Roblox社によると、世界で日々6,000万人を超えるユーザーがプレイしているそうです。また、ユーザーが制作したコンテンツは3,200万以上あり、最近は企業の参入も増加。以前、メタバースニュースでもご紹介した通り、国内でも吉本興業やTBSが、Roblox上にゲームコンテンツを公開しています。

Meta Quest向けβ版から正式版へ

Robloxは、Meta Quest向けβ版の配信中から、正式版のリリースを発表していました。正式版がリリースされたのは、日本時間9月28日です。この日、Metaが開催した「Meta Connect 2023」で、当日リリースを発表しました。

VRに最適化されたRobloxのMeta Quest版は、よりリアルな映像を実現します。既に公開されているコンテンツももちろん楽しめますが、今後はMeta Quest版でプレイすることを想定したコンテンツも多数登場することが期待されます。

「Meta Quest 3」発売も追い風となるか

Meta Quest正式版リリース後、10月10日にはMetaの新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3」が発売となりました。フルカラーパススルー機能をはじめ、「Meta Quest 2」にはなかった新機能を実装した「Meta Quest 3」の登場で、「RobloxをMeta Questで楽しみたい」と思うユーザーが増加するのではないかと予想されています。

「Roblox」ユーザーと「Meta Quest 3」購入者の相互関係は、今後の売り上げ報告などで明らかになるでしょう。

Meta Quest版で遊んでみよう

「Roblox」のMeta Quest正式版では、VRのメリットを存分に生かしたプレイを実現します。これからRobloxを始めるという人は、ぜひ最新機器「Meta Quest 3」で楽しんでみてはいかがでしょうか。

企業が提供するコンテンツも個人が制作したゲームも、ぜひプレイしてみてください。