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バーチャルキーボード技術を研究中、Metaが発表

「Meta Quest 3」の販売開始でも注目を集めるMetaは、8月にバーチャルキーボード技術を研究していることを発表しました。CEOによるタイピング動画も公開されており、次世代のキーボード技術の実装に期待が高まっています。

8月にバーチャルキーボード研究を明らかにしたMeta

2023年8月29日、Metaは「あらゆる平面をバーチャルキーボードに変える」という研究をしていることを発表しました。タイピングにはリアルに存在するキーボードが必要。1つひとつのキーを押すことで、パソコンなどに文字を打ち込むことができます。バーチャルキーボードは、XR技術で表示させたキーボードを叩(たた)けば文字が打ち込めるので、机や床などの平面があれば、本物のキーボードは不要です。

CEOがタイピング動画も公開

MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、8月29日にInstagramにバーチャルキーボードのタイピング動画を公開しました。動画では、同社CTOのアンドリュー・ボスワース氏とキーボードの「早打ち」をする様子を見ることができます。ヘッドセットを装着し、机の上でキーボードのように指を動かします。ザッカーバーグ氏は1分間で100語、ボスワース氏は120語を打ち込みました。

この動画はバーチャルキーボードがどのようなものかを伝えるだけでなく、「高速タイピング」にも対応できる高い性能を持っていることを証明したといえます。

バーチャルキーボードが抱える課題

VR/MRヘッドセット使用中の文字入力方法は、複数あります。しかし、付属のコントローラーで入力すると、確実性は高いものの入力に時間がかかってしまいます。空中にバーチャルキーボードを表示する方法では、打ち込む感覚が得られないという課題があるのも事実です。

「Meta Quest」は、外付けキーボードとのBluetooth通信が可能ですが、キーボードを持ち運ぶのは、手間がかかります。製品のハンドトラッキング機能は向上しているものの、バーチャルキーボードの位置を正確に調整したり、高速タイピングの指の動きをトラッキングするには、まだまだ力不足だといえるでしょう。

8月に公開された動画では、テーブルの上にマーカーが置かれているのが確認できます。恐らく、このマーカーが位置調整に用いられ、バーチャルキーボードを正確にトラッキングしているのではないでしょうか。マーカーでより精度の上がったバーチャルキーボードが実現すれば、これまでの課題を解決しながら、コントローラーや外付けキーボード不要で、快適な文字入力を実現できるかもしれません。

高精度なバーチャルキーボードの登場はいつ?

バーチャルキーボードの研究を進めているMetaですが、機能の実装などについてはまだ未定です。「Meta Quest」でもバーチャルキーボードが使用できる日が、待ち遠しいですね。

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