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大成建設、「建設承認メタバース」を日立とともに開発

大成建設株式会社が、「建設承認メタバース-CONSTRUCTION CONTRACT」の開発を発表しました。建設計画での業務効率化を実現するメタバースは、日立製作所グループなど3社との共同開発になる見込みです。

「建設承認メタバース-CONSTRUCTION CONTRACT」とは

「建設承認メタバース-CONSTRUCTION CONTRACT」は、BIMデータから竣工イメージの3D空間を制作し、各種データを一元管理できるメタバースです。紙の図面や目視確認などがメインだったワークフローを刷新し、建設計画段階での業務効率化を目指します。

「生産プロセスのDX」の一環として共同開発

大成建設株式会社によると、メタバース開発は「生産プロセスのDX」という、同社が進めるプロジェクトの一環として行われます。また、開発には株式会社日立コンサルティング、GlobalLogic Japan株式会社、株式会社日立社会情報サービスという、日立製作所グループ3社も協力します。

共同開発されるメタバースについては、9月8日にイメージ動画も公開。3分ほどの動画はYouTubeの大成建設公式チャンネルから視聴可能で、メタバースの用途や活用シーンがわかりやすくまとめられています。

建設計画における業務効率化に貢献か

建設事業の設計工程での再調整などを減らすには、「情報の一元管理」が重要です。しかし、実際の施工現場ではIT人材が不足しており、紙図面や目視確認といった古くからの業務が慣習化しているのも事実です。

そこで、大成建設は「建設承認メタバース-CONSTRUCTION CONTRACT」に意匠や構造、設備といったさまざまなデータを統合し、竣工イメージの3D空間を構築。メタバースを通して、プロジェクトに関係する発注者や施工主などが情報の共有・理解しやすい環境作りを目指します。

また、YouTubeに公開されているイメージ動画では、オンライン通話やクラウドサービス、決裁システムなどを使用する様子も描かれており、メタバースやオンラインツールの活用が、竣工イメージを早期に実現することに貢献すると予想されています。

今後の情報に注目!

建築業界の大きな課題となっている、費用の膨張や工期の遅れは、「設計・積算段階での手戻り」が原因の1つだといわれています。この問題を解決するメタバースの登場は、業務効率化の実現につながるのではないでしょうか。

昨今の建築業界では、XR技術や3DCGなどの積極的な活用が目立ちます。最新技術が、よりよい労働環境づくりやスムーズな作業の進行を促進することに、期待しましょう。

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