世界で愛されるサングラスメーカーとして知られる「Ray-Ban」が、Metaと共同で新型スマートグラスを開発しました。コラボ製品「Ray-Ban Meta」は299ドル(約44,000円)で、10月17日よりアメリカで販売を開始しています。
「Ray-Ban Meta」とは
「Ray-Ban Meta」は、「Ray-Ban」とMetaのコラボによって生まれたスマートグラスです。2021年に発売された「Ray-Ban Storie」の後継機にあたります。
ARグラスとは異なり、ディスプレイ機能は非搭載。動画再生などもできませんが、フレームにはカメラが埋め込まれており、装着した人の視界をハンズフリーで撮影することが可能です。また、「Meta AI」という対話型AIが搭載されており、音声によるアシスタントをしてくれるのも、特徴だといえます。
「Ray-Ban Meta」は、Wi-Fi通信をサポートし、搭載されたカメラによるライブ配信にも対応しています。配信中に視聴者から寄せられたコメントは、内蔵スピーカーによる音声読み上げもできるので、配信者と視聴者のリアルタイムでのコミュニケーションを円滑にする効果も期待されます。
前世代機からの変化
「Ray-Ban Storie」からの大きな変化というと、やはり画質や音声でしょう。「Ray-Ban Meta」には12メガピクセルの超広角カメラを2つ搭載しており、1080p(1920×1080ピクセル)の画質を実現しました。動画や写真も高画質で残せるのは、「Ray-Ban Meta」の魅力です。
フレームに内蔵したスピーカーは、最大音量が前世代機から50%向上しており、没入型オーディオにも対応。空間の広がりや音の方向などを、存分に楽しめるでしょう。マイクは5つ搭載されており、動画撮影や配信時にもよりよい音質を実現します。
新たなアシスタント機能には、対話型AI「Meta AI」を採用しており、音声での指示や、質問に答えてくれるなど、最新のAIが日常をサポートしてくれるでしょう。
Ray-Banで購入するとフレームカスタムも
「Ray-Ban Meta」のカラーバリエーションは、スケルトン3色を含む全5色です。自分に合ったカラーやお気に入りのカラーで、お出かけがより楽しいものになります。
よりオリジナリティを追求したい場合は、Ray-Banの公式サイトからの購入がおすすめです。150種類のカスタムフレームから選択できるので、バリエーションが各段に広がります。
日本での発売は未定!続報もチェックしよう
見た目も機能も魅力たっぷりの「Ray-Ban Meta」ですが、日本での発売は未定となっています。今後、日本を含む世界のさまざまな場所で「Ray-Ban Meta」を購入できる日が楽しみですね。日本のRay-Banの公式サイトへの掲載なども併せて、今後の情報をチェックしましょう。