ゲーム事業を中心に展開するKLab株式会社が、メタバース向けコンテンツへの参入を発表しました。今後はRobloxやフォートナイトで遊べるコンテンツの企画・制作に、積極的に取り組む予定です。

KLab株式会社とは

KLab株式会社は、2000年に設立した日本の企業です。設立当初は「ケイ・ラボラトリー」という社名でしたが、2004年に現在のKLab株式会社へと変更しました。

同社は「世界と自分をワクワクさせろ」をコンセプトに、ゲームを中心としたエンタメコンテンツの提供やIP事業を実施。「キャプテン翼」や「BLEACH」など、少年漫画をはじめ、人気のアニメやキャラクターなどを題材としたスマホゲームを複数リリースしています。

メタバース向けコンテンツ開発へ

これまでのゲーム開発で培ったノウハウを生かし、KLab株式会社は今後、Robloxやフォートナイトで遊べるメタバース向けコンテンツを展開します。フォートナイトでは、エディタツール「Unreal Editor for Fortnite」を使用してコンテンツを作成予定です。

プレスリリースで、同社は「市場の変革を柔軟に捉え、スピード感をもって今後もチャレンジしていきたい」とコメントしました。

企業の参入が急増しているメタバース・ゲームプラットフォーム

Robloxやフォートナイトなど、メタバース・ゲームプラットフォームに、企業が参入する事例は、昨今増加しています。Robloxは、吉本興業やNIKE、SEGA、サンリオ、GAP、パリス・ヒルトンなど、企業やブランドなどのワールドが多く存在し、FIFAやウィンブルドンなど、国際的なスポーツの大会の公式エリアがあることでも有名です。

また、フォートナイトは2023年3月に純利益の40％をクリエイターに分配することを発表し、その後日本国内でもオリジナルのマップ制作を行う個人クリエイターや企業が急増しました。

KLab株式会社もこの流れに乗り、スマホアプリのように人気コンテンツを題材にした魅力的なゲームのメタバース空間を提供してくれるのではないでしょうか。

魅力的なコンテンツのリリースが楽しみ！

多くのユーザーでにぎわうRobloxやフォートナイトに、KLab株式会社が参入します。同社の技術を生かしたコンテンツは、多くの人が楽しめるものになることが予想されます。今後もメタバースニュースでは、コンテンツに関する具体的な情報をご紹介しますので、ご期待ください。