アメリカのゲーム開発スタジオ・Pahdo Labsが、9月に1,500万ドルの資金調達を行いました。資金は開発中のオンラインRPGプラットフォーム「Halcyon Zero」に活用されます。
2021年創業のPahdo Labs
Pahdo Labsは、2021年にカリフォルニアで創業。現在は、ニューヨークを拠点にゲーム開発を行っています。アメリカ以外にも、韓国やドイツなど世界各地で21名を雇用しており、SNSでのファンコミュニティ形成などにも積極的です。
プレアルファ版が配信された「Halcyon Zero」
そんなPahdo Labsが現在開発しているのが、マルチプレイヤー・オンラインRPGプラットフォーム「Halcyon Zero」です。「Halcyon Zero」は、アクションRPGをメインとしていますが、プレイヤーはゲーム内で独自のマップやダンジョンの作成もできます。作成したマップなどは、他プレイヤーと共有でき、フォートナイトやRobloxのような要素を持っているのも特徴です。
また、AIやプロシージャル生成を応用したツールの利用も可能で、アニメテイストの「斜め俯瞰」コンテンツを、手軽に作成できるのではないかともいわれています。
「anime game」の人気の波に乗れるか
ただのアクションRPGではなく、ソーシャル機能も充実したプラットフォームを目指している、「Halcyon Zero」。ゲーム内アイテムの取り引きなどでの収益化も目標としており、これまでも開発のために、複数の投資家から250万ドル(約3億6千万円)を調達しています。
世界がアニメゲーム(anime game)に注目し、大きな収益を生み出しているいま、「Halcyon Zero」もこの波に乗って人気のプラットフォームとして成長するのではないでしょうか。
「Halcyon Zero」のリリースが楽しみ!
リリースに向けて、開発のための資金調達を再度実施した、Phado Labs。「Halcyon Zero」がどのようなプラットフォームになるのか、いまから楽しみですね。
オンラインゲームプラットフォームは、プラットフォーム内での収益化や、メタバースを通してのPR効果も高いものがあります。「Halcyon Zero」でも、さまざまな有名クリエイターや企業が、魅力的なコンテンツを提供してくれることを期待しましょう。