仕事向けのVR/ARヘッドセット「Visor」が、予約受付モデルを4K版に限定し、2.5K版の製造を中止することを明らかにしました。その理由は、予約注文の数によるものだといいます。
お仕事向けVR/ARヘッドセット「Visor」
「Visor」は、業務支援ツール「Immersed」向けのVR/ARデバイスです。有線、もしくは無線でパソコンと接続し、現実の風景のうえにバーチャルなディスプレイを表示します。同製品にはカラーパススルー機能を活用しており、ディスプレイは最大5枚まで表示可能。「Immersed」はデスクワークの際はもちろん、ポータブルディスプレイとしても活用されています。
2.5Kモデル、製造中止
2023年に予約を開始した「Visor」は、Immersedを活用した生産性向上を目的に作られたデバイスです。当初は「Visor 2.5K」と「Visor 4K」の2種類を販売予定でしたが、10月3日に、創業者であるRenji Bijoy氏が、自身の公式X(旧Twitter)で、2.5Kモデルの製造を中止することを発表しました。
Renji Bijoy氏は、その理由を「購入者の96%が4K版を予約注文している」とし、2.5K版よりも4K版のほうが圧倒的に高い人気を集めていることを明らかに。なお、製造中止に伴い、すでに2.5Kモデルを予約していた人には、モデル変更の特別オファーを送付したり、返金を受け付けたりしているそうです。
4Kモデルは2024年出荷予定!
2.5Kモデルが製造中止になるほど、予想外の人気を集めた「Visor 4K」。出荷予定は2024年で、2023年10月現在も、予約を受け付け中です。Immersedをよりよい環境で使いたい方、これから仕事にImmersedを導入したい方は、ぜひ公式サイトから詳細をチェックし、予約してみてはいかがでしょうか。
美しい4L解像度を体感しよう
「Visor 4K」の販売価格は、749.99ドル、日本円で約111,000円です。目の前に大きなディスプレイが広がれば、より効率的に業務を進められるでしょう。美しい解像度の「Visor 4K」は、製造時にユーザーの顔のスキャンデータを用い、適正なサイズのものを提供してくれるのも魅力です。
新時代のデバイスを、いち早く入手してください。