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新製品「Meta Quest 3」、使用中にやってはいけないこととは

10月10日に販売を開始した、「Meta Quest 3」。いち早く手に入れたユーザーたちは、よりクリアになったバーチャルの世界を楽しみながら、性能についてもいろいろと試しているようです。

今回は、「Meta Quest 3」の使用で注意したい、NG行為について解説します。

NG①アルコールでレンズを拭く

まずやってはいけないのは、レンズをアルコールで拭くことです。衛生面が気になる、レンズをきれいにしたいと思うかもしれませんが、アルコールを含んだ布やティッシュ、除菌シートなどで拭くと、レンズが傷つく可能性があります。VRデバイスが正常に機能しないこともあるので、絶対に避けましょう。

レンズだけでなく、本体部分もアルコールや洗剤を直接つけるのはNGです。レンズや本体へのアルコールの使用は「Meta Quest 3」に限らず、すべてのVRヘッドセットに共通します。精密機器の取り扱いには、じゅうぶん注意してください。

NG②直射日光の下で使用する

フルカラーパススルーで、MR機能も充実している「Meta Quest 3」。「家のなかだけでは物足りない」と感じるかもしれませんが、屋外、特に直射日光の当たる場所での使用も、NG行為の1つです。

VRヘッドセットは直射日光に当たると、大きなダメージを受ける可能性があります。また、フルカラーパススルーといっても、ヘッドセット未着用の状態のように、クリアな視界が広がっているわけではありません。事故やけがにつながることもあるため、室内で使用してください。

NG③装着中にほかのことをする

こちらもフルカラーパススルー機能での注意点となりますが、「Meta Quest 3」を装着しながら家事などをするのも危険です。特に、火を使う料理はやけどをする、ヘッドセットが熱でダメージを受けることがあるため、注意しましょう。装着状態での喫煙も同様で、熱源を近づけるのは劣化を早めることがあります。

ペットや子どもがいる家庭では、周辺に人や動物がいない状態で使用するのも、注意点の1つ。仮想空間に没入しているときに、足元に近づいてきても気が付かず、プレイヤーも周辺の人もけがをする恐れがあるので、広くて人のいない部屋での使用がおすすめです。

ルールを守って安全に使い続けよう

VR・MR機能ともに進化した「Meta Quest 3」。しかし、安全に使用するためのルールを守らないと、本体の故障だけでなく、事故やけがにつながる恐れがあります。長く使い続けるためにも、本体を大切に扱い、安全にじゅうぶん配慮して楽しみましょう。

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