メタバース関連事業への取り組みで知られる、ハコスコとモンドリアンが、協業することを明らかにしました。両社はフォートナイトを中心に、メタバースの企画・製作・マーケティング支援などのサービスを提供します。
メタバース関連事業に積極的に取り組む2社
2014年創業の株式会社ハコスコは、メタバースや360度映像の配信で知られる企業です。2023年7月には、大日本印刷のグループ会社となり、XR事業だけでなく、脳活動計測ソリューション開発を行うブレインテック事業の展開でも知られています。
そんなハコスコと協業するのは、2023年創業の株式会社モンドリアンです。オープンハウスの戦略子会社として作られた同社は、フォートナイトやマインクラフト、Robloxなど、さまざまなゲーミングプラットフォームに対応したプロジェクトの企画、ビジネス開発などのサービスを提供しています。
メタバース活用をワンストップで支援
両社は協業により、メタバースに関する「ワンストップ制作」「マーケティング・プロモーション施策」「教育分野の活用支援」を行います。「ワンストップ制作」は、企業の課題や目的に合わせ、最適なゲーミングプラットフォームの選定やクリエイター手配、空間製作などをワンストップで対応したサービスを提供するものです。
「マーケティング・プロモーション施策」は、ゲームメタバースを活用し、リアルとオンラインを融合したイベントや情報発信など、メタバース以外の手法を用いた施策の提案・実行で、マーケティングやプロモーション活動を支援します。さらに、ゲームメタバースを教育分野に活動する支援も協同して行い、子どもたちのプログラミング的思考などを育てるコンテンツとして、現場で活用できる教育ゲームの企画提案、制作、運用支援も行う予定です。
ハコスコカフェをフォートナイトで公開!
協業事業開始に伴い、フォートナイトに「ハコスコカフェ@Fortnite」を公開した両社。ハコスコカフェは、ハコスコが静岡県熱海市にオープンしているリアル店舗でもあり、自社サービス「メタストア」にも展開中です。
協業の最初の形として公開されたフォートナイトのマップも、ぜひのぞいてみてください。
メタバースのさらなる活性化への貢献なるか
メタバース関連の取り組みが積極的なハコスコとモンドリアンの協業で、今後はさらに多くの企業や団体が、自社の魅力を伝えたり、幅広く役立つメタバースを構築することが期待されます。はじまりの一歩として公開されたフォートナイトのマップも、これからどのように進化していくのか、楽しみですね。
両社の活躍から、今後も目が離せません。