メタバース就活アプリを提供する株式会社Xは、同アプリ内に東北大学専用のブースを開設しました。ブース内では就活生だけでなく、就活前の学生たちも、就職に関する情報の収集ができます。
メタバース就活アプリ「就活ひろば」とは
「就活ひろば」は、株式会社Xが提供する就活専用のアプリです。スマホからも気軽に利用可能で、空間内の会場でさまざまな企業を見て回ったり、企業の投稿に「いいね」をして好みの企業を見つけやすくしたりと、ゲーム感覚で就活に取り組めます。また、今後はメタバース内で企業の担当者と気軽に話せる「カジュアル面談機能」も実装予定で、多くの就活生に活用されていることが期待されます。
東北大学専用ブースを開設!
そんな「就活ひろば」に、2023年9月より、東北大学専用の特設会場がオープンしました。同大学の学生はメタバース内の専用ブースで、企業や業界の研究や、インターンシップの情報を検索できます。学生は時間や場所を気にせず、企業の最新情報を収集できるので、研究やアルバイトなどに忙しい合間の時間を活用できるでしょう。
また、特設会場にブースを開設している企業は、大学のキャリアセンターなどを介さずに情報の入力や更新ができ、さらに学生へのアプローチも可能です。特設会場は、学生だけでなく企業側にも大きなメリットがあるといえます。
低学年からの参加が可能に
就活というと、大学3年生の秋から始まるイメージを持っている人も少なくないでしょうが、2023年に開催された産学協議会による「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」では、キャリア形成支援の4類型が定義され、低学年から参加できるプログラムが増えました。
東北大学のキャリア支援センターも、学生が「働くこと」への理解を段階的に深めていけるように、就活にメタバースを活用することを決定し、今回の特設会場などの設置に至っています。メタバースは、大学1、2年生といった低学年の学生が、気軽に就活に取り組むための第一歩として、今後も活用されるのではないでしょうか。
メタバースでよりよい就活の実現なるか
時間や場所を選ばないメタバース就活は、自分にどのような業界や企業が合っているのかを見つけやすくします。メタバースの活用により、「大変」「つらい」といった就活のイメージを「楽しい」「手軽に取り組める」というものに変化させられるのでしょうか。
就活をひかえた学生は、ぜひ「就活ひろば」をダウンロード・利用してみてください。