沖縄県の観光促進などを目的とした総合プラットフォーム「kukurun」が、NFT加盟店数で日本一を記録しました。同県は、オンラインとオフラインの両方を活用できるサービスで、地方経済振興を図ります。
総合プラットフォーム「kukurun」とは
「kukurun」は、沖縄県内の店舗とユーザーをつなぐ、総合プラットフォームです。店舗が発行したクーポンやサービスを、オンライン上でNFTとしてユーザーに提供。ユーザーは購入したNFTを現地で使用すると、よりよいサービスを受けられます。「kukurun」を活用すれば、NFTを購入したユーザーは、沖縄に足を運んで観光を楽しむことができ、県内店舗は自店や沖縄の魅力を、遠方にいるユーザーに発信することが可能です。
沖縄県内100店舗突破で日本一に
「kukurun」の加盟店は、沖縄県内で100店舗を突破しており、開発元の株式会社ULUOIによると、Web3発のプロジェクトとしては日本一の記録だといいます。NFT加盟店数が100以上あれば、ユーザーも自分に合ったクーポンやサービスを選びやすく、これまで知らなかった沖縄県内の店舗に触れるきっかけにもなります。
NFTを含むオンラインサービスと、現地提携店で利用可能なオフラインサービス。2つを活用してWeb3と実店舗をつなぐ取り組みは、沖縄県の観光促進、地方経済振興に貢献します。
加盟店増加でアプリリリースも予定
「kukurun」を運営する株式会社ULUOIは、今後200店舗以上のNFT加盟店数を目標に掲げていることも明らかにしています。2024年にはPASS NFTの発売に合わせ、アプリのリリースも予定しているとのこと。
アプリ化すれば、沖縄県内のNFT加盟店数1,000店舗以上での利用も実現でき、さらなる加盟店数増加も期待できます。
沖縄の観光促進への効果に期待!
コロナ禍に激減した沖縄県への観光者数ですが、2023年は2019年比2割減まで回復が見込まれ、活気ある観光地としての地位を取り戻そうとしています。「kukurun」は、そんな沖縄のさらなる観光を促進し、ユーザーが現地でお得感を味わうことに貢献するのではないでしょうか。
NFTによる売り上げは、首里城再建や沖縄県の自然保護活動への寄付など、さまざまな用途で活用されます。沖縄旅行の際は、ぜひ「kukurun」を使って、現地で使えるクーポンを購入してみてください。