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米スタートアップ企業が高齢者の視力補助用ヘッドセットを発表!保険適用も目指す

アメリカの医療機器スタートアップ企業のOcutrxは、2023年11月に高齢者の視力補助に特化したヘッドセットを発表しました。「OcuLenz」は2024年前半に発売予定で、医療保険適用を目指した臨床試験も実施されています。

医療機器のスタートアップ企業・Ocutrx

Ocutrxは、アメリカ・カリフォルニア州で2015年に創業したスタートアップ企業です。創業したのはフリーマン兄弟で、彼らは携帯カメラ分野をはじめ、さまざまな特許を取得している発明家として知られています。

同社は、2019年に初のARグラスを発表。その後も、医療用顕微鏡や3Dモニターなどの開発・販売で業界内で、注目を集めています。

XRヘッドセット「OcuLenz」を発表

高齢者の視力補助を目的に開発されたXRヘッドセット「OcuLenz」は、高精細に変換した画像を、障害を受けていない視野領域に表示するものです。年齢とともに視野の中心が暗く、ゆがんで見える「萎縮型加齢黄斑変性」の治療を目的としています。

日本国内で「萎縮型加齢黄斑変性」に悩む人は、2007年時点で70万人だといわれています。高齢化に伴い、増加が深刻な状況ですが、現時点で有効な治療薬はありません。Ocutrxは「OcuLenz」を使い、ユーザーの残存視力向上を図ります。

「OcuLenz」は「Snapdragon XR2」という半導体チップを採用しており、セルラー方式の通信を保有しています。Wi-Fiにも対応可能で、パソコン、スマートフォンなどとも簡単に接続できるのが特徴の1つです。

2024年の発売を目指して臨床試験も

2024年前半にアメリカで発売予定の「OcuLenz」は、予約注文を受け付けています。また、医療機器としての保険適用も目指しており、Tulsa Retina Consultants clinicとともに臨床試験も実施中です。

「萎縮型加齢黄斑変性」は、視力低下によって雑誌を読む、テレビを見るなど、趣味や日常生活を楽しむことも妨げられます。「OcuLenz」が医療機器として認められれば、より多くのユーザーがヘッドセットを利用した治療を受けることができ、視力向上による喜びも得られます。

今後の情報にも注目しよう

高齢者の視力補助を目的に開発された「OcuLenz」は、2024年前半に発売予定です。具体的な発売日はもちろん、日本をはじめとした世界各国での発売に関する情報、医療機器として認められたのかどうかなど、さまざまな情報が気になる人も多いでしょう。

今後の情報にも注目しながら、リリースを楽しみに待ちましょう。

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