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大日本印刷、「銀座四丁目交差点」の3DCGをスタジオ撮影に提供

大都会・東京のシンボルの1つでもある銀座四丁目交差点。大日本印刷は、その3DCGデータを制作し、スタジオ撮影のデジタル背景として利用できるようにしました。

百貨店や高級ブランド店が立ち並ぶ「銀座四丁目交差点」

銀座四丁目交差点は、銀座三越や「SEIKO HOUSE GINZA」(旧称:和光本館)の時計塔など、複数の有名なビル・店舗に囲まれた場所です。江戸時代から繁華街としてにぎわっているスポットで、天災や戦災を乗り越えた現在は、高級ブランドや飲食店が立ち並び、「銀座」のイメージそのものだといえます。

デジタル背景ライブラリ「BACKDROP LIBRARY」で利用可能

大日本印刷が提供する銀座四丁目交差点の高精細3DCGデータは、ソニーPCL株式会社のデジタル背景ライブラリ「BACKDROP LIBRARY」で利用できます。スタジオ撮影の背景に3DCGを投影し、カメラの移動に合わせて背景を描画する新たな手法は、テレビ撮影や映画のプリビズなどにも活用されており、現地の天候や時間帯に関係なく、スタジオ撮影によってリアルな映像を作れるのが特徴です。

「BACKDROP LIBRARY」以外にも、銀座四丁目交差点はXRにも多く利用されています。2021年には「東京タイムマシン プロジェクト銀座VR」の対象エリアとなっており、2023年7月には、AR広告メニュー「Virtual GINZA mitsukoshi」に登場しました。

専門技術で細部まで忠実に再現

銀座四丁目交差点の3DCGデータは、交差点を起点に東西南北約1kmに及びます。前述の通り、データを活用した撮影は、現地の天候や時間帯、交通状況などに影響されませんし、実際の街の奥行きを感じられるのも魅力です。

3DCGは写真ではないので、都心部のようにさまざまな建造物が複雑に入り組んだ場所を細部にわたって忠実に再現するのは、簡単なことではありません。銀座四丁目交差点も同様の課題がありましたが、さまざまな専門技術を活用することで、実物を正確な縮尺で表現したほか、凹凸や陰影などの細かな部分まで、リアルに再現しています。

3DCGデータは歴史的景観の保存にも!

今回の「銀座四丁目交差点」の3DCGデータは、神田明神に続く2作目となります。大日本印刷は、2015年頃から文化資源の保存に、撮影データから3DCGを作るフォトグラメトリを導入しており、既存の2データに加え、今後は世界遺産「仁和寺 金堂」も提供予定です。

撮影が難しい建物や景観も、高精細な3DCGデータなら限りなくリアルに近い状態を後世まで残せます。歴史的景観を次の世代に伝える新たな技術が、今後もさまざまな場面で活用されることを期待しましょう。

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