過去にメタバースニュースでもご紹介した、横須賀市公式ワールドに、新エリアがオープンしました。猿島を舞台とした「SARUSHIMA WORLD」では、どのような魅力的な体験ができるのでしょうか。
メタバースヨコスカとは
メタバースヨコスカは、神奈川県横須賀市の観光発信企画です。プロジェクトの一環として、「未来の横須賀市」をイメージしたメタバースが構築され、VRChatで公開されています。
2023年10月に公開された公式ワールド「DOBUITA & MIKASA WORLD」は、横須賀市の「ドブ板通り商店街」と「三笠公園」をモチーフとしており、横須賀にちなんだグルメの3Dモデルや、アバターに着せられるスカジャンも配布されました。
新エリアは「猿島」が舞台
メタバースヨコスカ・ワールド第二弾の舞台は猿島(さるしま)です。猿島は、横須賀市にある無人島で、東京湾最大の自然島としても知られています。もともとは国の管轄でしたが、1995年に横須賀市に移管され、「猿島公園」として横須賀市の観光にも活用されています。
猿島への道のりは、京急本線横須賀中央駅から三笠ターミナルへ移動し、船で10分ほどです。島内では海水浴や釣り、バーベキューなどのレジャー、自然の散策などを楽しむことができ、土木学会選奨土木遺産に指定された「猿島要塞」も見学できます。
「SARUSHIMA WORLD」では何ができる?
「SARUSHIMA WORLD」では、猿島は空に浮かんだ未来の島となっています。現実と同じく船着き場があり、ユーザーは船に乗って島に上陸します。
島の端に立って下を見てみると、三浦半島や横須賀市街地が広がっており、空中散歩をしているような気分を味わえます。また、ワールドのコンテンツはゲームが中心で、島のなかにはさまざまな仕掛けが用意されています。
さらに、「SARUSHIMA WORLD」のお披露目に合わせて、メタバースヨコスカと大丸松坂屋百貨店のコラボも披露。大丸松坂屋百貨店が販売する5体のアバターが、BOOTHで無料公開中のスカジャン衣装を身につけた姿を見ることができました。
なお、スカジャンだけでなく大丸松坂屋百貨店のアバターもBOOTHで無料ダウンロードが可能です。どちらもダウンロードして、「横須賀」スタイルでワールドに遊びにいくのもよいのではないでしょうか。
VRChatで体験しよう
VRChatに登場した「SARUSHIMA WORLD」は、メタバースヨコスカプロジェクト第二弾として制作されたワールドです。横須賀の無人島・猿島を舞台に、ゲームを中心としたさまざまな体験ができます。
第一弾の「DOBUITA & MIKASA WORLD」と併せて、ぜひ遊びに行ってみてください。