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角川ドワンゴ学園で、文部科学省の実証調査。3月まで

VRを活用した授業などで注目を集める角川ドワンゴ学園で、文部科学省の実証調査が行われています。メタバースを学校現場に実装するうえでの要件調査は、2024年3月まで実施予定です。

バーチャル教材を活用している角川ドワンゴ学園

学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校は、インターネットと通信制高校の制度を活用した「ネットの学校」として知られています。パソコンでのオンライン授業がメインでしたが、2021年春よりVR機器を学習に併用する「普通科プレミアムコース」が新設され、アバター姿での授業参加、教室を再現した空間にいるクラスメイトとのコミュニケーションなども可能です。

CGで作られた教材は、専用コントローラーでつかんだりページをめくったりすることができ、VR空間でリアルな高校生活を体験できます。

実証調査実施の背景

2022年4月現在、ネットコースでおよそ760名が学ぶ角川ドワンゴ学園は、「進学先の選択肢の1つ」として、全国各地の受験生に選ばれることも増えています。そんな角川ドワンゴ学園で、文部科学省の実証調査が行われることとなった背景には、「教育DXの加速」という課題があります。

国内では、教育DXの加速に向け、デジタル教科書やデジタル教材の導入、クラウド環境整備などが検討されています。

角川ドワンゴ学園では、2021年より株式会社バーチャルキャストが開発したバーチャル教材を導入しており、履修可能なバーチャル授業は6,000本以上あります。N高・S高の生徒は、メタバース空間で理科の実験や歴史的遺産への訪問、英会話レッスン、体育祭、修学旅行など、さまざまな体験に参加が可能です。

このメタバース空間での学習機会の提供やプラットフォーム構築、授業や行事の企画・運営などの実績が注目され、同学園は文部科学省から実証調査の委託を受けることになりました。

実証調査の内容

2023年11月から2024年3月までの実証調査では、メタバースを学校現場に実装するうえでの要件が調べられます。「UXの課題特定」では、メタバース上でN高・S高の生徒が参加するグループワークや特別授業など、さまざまな取り組みを通じ、VRデバイスやアプリの使用感、コミュニケーションの取りやすさなどを調査します。また、「同時接続可能数やネットワーク要件」では、使用するデバイスやアプリごとのパフォーマンスや安定性、同時接続数などが調査されます。

また、2つの調査結果をもとに、今後のメタバースの利活用方法や、メタバース上で取得できる情報の取り扱いなどについての検証も実施予定です。

教育へのバーチャル活用に役立つ調査結果となるか

角川ドワンゴ学園で行われる実証調査の結果は、後日、文部科学省から公表されます。調査結果は、教育現場でのよりよいバーチャル活用に役立つものとなるのでしょうか。

今後の発表、そしてバーチャル教育の未来に注目しましょう。

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