「メタバース活用には興味があるけど、予算面での課題をクリアできない」という企業や自治体は少なくありません。BROTHER株式会社は、メタバースの制作・開発を定額で実施するサブスク「Mallverse」の提供をスタートしました。
新たなサブスクサービス「Mallverse(モールバース)」
「Mallverse(モールバース)」は、鹿児島県にあるBROTHER株式会社が新たにスタートさせた、メタバースのサブスクサービスです。月額33,000円からメタバースの制作・開発を行うことができ、制作コストを抑えられます。定額サービスの利用により、企業や個人はメタバースの気軽なスタートが可能です。
さまざまな用途に利用可能
新たなサブスクサービスは、ニーズに合ったメタバースの構築はもちろん、すでに提供中のWeb広告の画像、動画データを空間内に設置できるのも魅力です。展示数などは相談が必要ですが、既存のPR素材を活用しながら、新たに「メタバース」というフィールドで、商品やサービスの魅力をアピールできるのは、企業や個人にとってうれしいポイントだといえます。
「Mallverse」は、イベントやセミナーの開催、ショップ開設、商品やサービスの魅力アピールなどに活用できます。50人規模の空間はSpatialというプラットフォームを用いて構築され、操作や活用方法も毎月2時間まで、料金内で相談に乗ってもらえます。
新たな社会参画のための環境作りも実施
定額で企画から制作、運用までをワンストップで任せられる「Mallverse」は、新たな社会参画のための環境作りへの貢献も目的としています。「Mallverse」内では、障害者福祉サービスを利用する作家の手がけたデジタルアートをメタバース内で展示し、契約企業とのつながりのなかでの社会参画促進を行います。
企業と障害者福祉領域、双方のアイデンティティをメタバースの活用により融合し、新たな社会参画創出の環境作りを目指しながら、誰もが制約なく働ける社会の実現、「知性のコラボレーション」提供など、BROTHER株式会社が掲げるさまざまな目標をクリアしていきます。
多くのメタバース構築に貢献?今後に期待!
定額でメタバースが持てる新たなサービスを活用すれば、これまで予算面からメタバースの導入をあきらめていた企業や団体、個人なども、手軽にメタバースへの一歩を踏み出せます。
「Mallverse」は、メタバースでのイベントやセミナーの増加、仮想空間を活用したショッピングなど、私たちの生活をよりよくしてくれるサービスの増加に貢献するのでしょうか?今後のメタバース事情にも、注目していきましょう。