放送10周年を迎えたアニメ「きんいろモザイク」が、VRChatに公式ワールドをオープンしました。また、VRでのなりきり衣装も、同時にリリースとなりました。
アニメ放送10周年を迎える「きんいろモザイク」
「きんいろモザイク」は、原悠衣による日本の4コマ漫画作品です。2010年より芳文社の「まんがタイムきららMAX」でおよそ10年にわたって連載され、連載終了後にも特別編「きんいろモザイク Best wishes.」が約1年間連載されていました。
4コマ漫画の主人公は、日本とイギリスの女の子です。イギリスでのホームステイを通じて友人となった少女たちの繰り広げる物語をコメディタッチで描いており、全11冊販売されています。
アニメは2013年7月から第1期、2015年4月から第2期を放送。その後、2016年11月、2021年8月には劇場アニメも公開されており、2023年に放送開始から10周年を迎えました。
メインキャラクターの生まれ故郷をVRChatに再現
そんな「きんいろモザイク」の公式ワールドが、VRChatに登場しました。ワールド内には、メインキャラクターの1人であるアリスの生まれ故郷、イギリスのコッツウォルズ地方の街並みが再現されており、伝統的なレンガ造りの家を見ることができます。
第1話から登場するコッツウォルズ地方は、「きんいろモザイク」の聖地としても有名で、足を運びたい人は多いはず。イギリスという遠方から、その夢がなかなか叶わない人も、バーチャル空間で気軽に聖地巡礼を楽しめます。
ワールド内では、地図上のピンをタッチすると、アニメ版で写ったシーンが表示されます。ピンのある場所にテレポートもでき、広い空間のなかを自由に散策できるのも、ワールドの魅力です。
「VRなりきり衣装」も同時発表
2024年1月19日には、公式ワールドオープンとともに、VR空間で使えるなりきり衣装の発売についても発表されました。メインキャラクターのアリスとカレンの衣装・髪型を再現した3Dモデルは、「VRChat」向けアバター「ミルクRe」「カリン」「桔梗」「マヌカ」「萌」向けにサイズ調整されています。その他のアバターも着用可能ですが、ツールを使用して調整が必要です。
衣装の色変更や、ユニオンジャックパーカーのみの着用など、個人利用の範囲ならカスタマイズも自由。好みの装いで公式ワールドを訪ねると、アニメの世界に入り込んだような気分を堪能できるでしょう。
衣装を着て聖地を巡礼しよう
4コマ漫画が原作の人気アニメ「きんいろモザイク」の公式ワールドは、VRChatで楽しめます。なりきり衣装を身につけ、ぜひ聖地巡礼を体験してみてください。
「きんいろモザイク」を知らない人も、イギリスの昔ながらの街並みを散策するなど、非日常的な時間を満喫できる空間となっているので、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。