東京都練馬区江古田の魅力を発信するプロジェクトが始動します。メタバースを活用したプロジェクトには、日本大学芸術学部のほか、さまざまな企業が参加しています。
「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」とは
「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」は、日本大学芸術学部が、NTTデータグループなどと協力し、メタバースを通して江古田の魅力を発信するプロジェクトです。2024年3月よりスタートする同プロジェクトは、9月頃まで続きます。
「江古田」と呼ばれる地域は、中野区北東部から、練馬区の江古田駅周辺までを指します。江古田駅周辺は学生街・商店街として有名です。そんな江古田にキャンパスを構える日本大学芸術学部の学生たちが、アートやデザインに加え、メタバースを用いて江古田の魅力を発信します。
制作プロセスを特設サイトで公開予定
メタバース構築に向けて、学生たちは江古田の商店街を中心に、江古田に住む人たちにヒアリングを実施します。この街にどのような課題や魅力があるかという分析も、日本大学芸術学部の学生たちが主体となって進めていきます。
こうしたメタバース構築までのプロセスは、すべて特設サイトにて公開予定です。完成したメタバースを楽しむだけでなく、どのようにメタバースができあがるかという過程を知ることができるのも、プロジェクトの特徴だといえます。
日大以外にもさまざまな企業が参加
日本大学芸術学部が主体となり進める「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」には、株式会社クニエ(東京都千代田区)と日本電子計算株式会社(同千代田区)という、NTTデータグループの2社が参加します。クニエはプロジェクトマネジメントを、日本電子計算は企画立案、テクニカルデザイン、学生サポートを担います。
また、メタバースワールド制作には株式会社NRC一級建築士事務所(同墨田区)が、プラットフォーム提供には株式会社Urth(同新宿区)が参加します。
「だれも見たことがない江古田をつくる」という学生たちの思いを叶え、江古田の魅力も存分に伝わるメタバース構築に向け、協力しながらプロジェクトを進めていきます。
プロジェクトの進行を見守ろう
日本大学芸術学部と協力企業による「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」の進行状況は、特設サイトで確認できます。今後の情報にも注目し、江古田の街がどのようなメタバースになるのかを見守っていきましょう。