ハンドボールのメタバース観戦を実施するオムロン株式会社(京都市)が、「スポーツPRアワード2023」のDX賞を受賞しました。スポーツPRアワードに選出されるのは、オムロン初の快挙です。
ハンドボールのメタバース観戦を行うオムロン
オムロンのハンドボール部「ピンディーズ」は、日本リーグに所属し、さまざまな試合に出場しています。そこで同社は、デジタル化社会の実現と、ハンドボール界のファン拡大を目標に、ピンディーズの試合の「メタバース観戦」を開催。
この取り組みが注目され、2023年の「スポーツPRアワード」でDX賞を受賞しました。
「スポーツPRアワード2023」DX賞を受賞
スポーツナビ主催の「スポーツPRアワード」は、スポーツ団体の広報活動、情報発信を表彰するアワードです。2019年に第1回が開催され、2023年はで5回目となります。アワードを開催することでさまざまな企業や団体の事例を共有し、スポーツ界のDX促進を目指しています。
ハンドボールの「メタバース観戦」によって、DX賞を受賞したオムロン。過去には埼玉西武ライオンズや千葉ジェッツふなばし、鹿児島ユナイテッドSC、V・ファーレン長崎なども、同賞を受賞しました。
オムロンは、メタバース観戦に話題性を持たせたり、メタバース内にトリックアート風フォトスポットを設置したりして、メタバースの特性を生かした観戦を実現し、ハンドボールの新規観戦者の獲得にも貢献。こうした取り組みや実績が認められ、2023年のDX賞に選出されました。
DX賞以外にもさまざまな賞が!
「スポーツPRアワード」では、DX賞のほかに以下の4つの賞を選出します。
- パートナーリレーション賞
- ユナイテッド賞
- ソーシャルグッド賞
- スポーツナビ賞
DX賞を含む5つの賞は、4人の選考委員と主催のスポーツナビが各賞ごとに選出します。オムロンが受賞したDX賞の選考委員は、noteプロデューサー・ 徳力基彦氏でした。
2024年もメタバース観戦に期待
DXでハンドボールファン獲得に大いに貢献したと評価を受け、「スポーツPRアワード2023」DX賞を受賞したオムロン。今後もより魅力的なメタバース観戦で、既存のファンはもちろん、多くの新規ファンの心をつかんでくれるのでしょうか。
2024年のメタバース観戦にも、注目しましょう。