Bunkamuraは、2024年9月に開館35周年を迎えることを記念し、2月に「Bunkamuraメタバース」をオープンしました。文化や芸術をバーチャルで楽しめる空間は、私たちに新たな鑑賞体験を提供します。
「Bunkamuraメタバース」とは
「Bunkamuraメタバース」は、大型複合文化施設「Bunkamura」(東京都渋谷区)を再現したメタバースです。1989年に開業した、現実世界のBunkamuraでは、美術館での企画展、ミニシアターでの作品上映、コンサートホールでの音楽公演など、さまざまな文化・芸術に触れられます。
そんなBunkamuraとNTT ArtTechnology、DNPが共同開発した「Bunkamuraメタバース」では、自宅などにいながら展示コンテンツや関連動画の視聴、オンラインイベントなど、さまざまな企画の体験が可能です。
メタバースにはパソコンやスマホのブラウザから気軽にアクセスでき、アプリダウンロードや会員登録などの手間がかかりません。3月現在、タブレット端末には非対応なので注意しましょう。
Bunkamura35周年記念ポスター展を開催中
「Bunkamuraメタバース」オープンを記念したイベントとして、ポスター展を開催中です。さまざまな傑作オペラ公演のポスターのほか、関連写真や映像資料などを、バーチャル空間で期間限定で公開しています。
メタバースならではの空間活用や演出で、Bunkamuraとオペラのあゆみを振り返りましょう。メタバースでのポスター展「Bunkamuraオペラの軌跡~これまで、そしてこれから~」は、Bunkamuraメタバース Galleryで、3月31日まで公開予定です。
Bunkamura35周年記念公演の特別展示も
開館35周年を迎えるBunkamuraでは、2月に記念公演「魔笛」を上演しました。名作オペラの公演に迫る特別展示も、現在期間限定公開中です。
「オペラ《魔笛》(新制作・全幕上演)特別展示」では、出演者のコメントを動画で視聴したり、衣装写真の展示を見学したりできます。また、クリエイティブスタッフによる一問一答など、さまざまなコンテンツで、「魔笛」の魅力を知ることができるでしょう。
パソコンやスマホからのぞいてみよう
Bunkamuraのオープン35周年を記念して公開された「Bunkamuraメタバース」では、ポスター展示や動画視聴など、幅広いコンテンツを自宅などから体験できます。新たな試みは、仮想空間の強みを生かし、文化芸術の新たな未来や可能性を切り開くのでしょうか。
ブラウザから気軽にのぞけるメタバースを、ぜひ体験してください。