スマホからアクセス可能なWebメタバース開発エンジン「Vket Cloud(ブイケットクラウド)」に、新機能が搭載されました。アップデートによって進化した「Vket Cloud」は、ユーザーにより円滑なショッピング体験を提供します。
「Vket Cloud(ブイケットクラウド)」とは
「Vket Cloud」は、「バーチャルマーケット」の主催で知られる株式会社HIKKY(東京都渋谷区)による、独自のWebメタバース開発エンジンです。「Vket Cloud」を使えば、Webブラウザからアクセスできる空間の制作ができ、アプリダウンロードや会員登録不要で、多くの人がメタバース内での時間を楽しめます。
アップデートでECサイト「Shopify」とAPI連携が可能に
2024年2月のアップデートでの最も大きな変化は、ECサイト「Shopify」との連携ではないでしょうか。今後は「Shopify」とAPI連携できるようになり、メタバースショップ内でよりスムーズに商品販売から決済までを完結します。
ユーザーは、ショップ内の商品を1つずつ購入する必要がなく、複数の商品をカートに入れ、見て回れるようになりました。
また、ショップの新テンプレートを使用すれば、オリジナルのメタバースショップ開設も手軽にできますし、アバター接客の導入も可能です。
その他のアップデート内容
「Shopify」とのAPI連携以外のアップデート内容は、以下の通りです。
- ユーザー登録機能
イベントでのユーザー入室時に、任意での情報登録を求められる機能。 - 入室制限機能
事前に入室できるユーザーを限定し、登録することで、特定の人だけが入室できるようになる。 - スマホの操作性アップ
ワールド内でのアバターの挙動が軽くなり、スマホでの操作がよりスムーズに。 - アバターの表情変更。
VRMデータに組み込まれた表情が反映されるようになり、以前よりも多才なアバターを介したコミュニケーションを実現。
アップデートでさらに使いやすくなった「Vket Cloud」を活用し、多くのユーザーが満足できるメタバースが増えることに期待したいですね。
進化した「Vket Cloud」を活用しよう
2月のアップデートで、ECサイトとの連携をはじめ、さまざまな機能を追加した「Vket Cloud」。企業だけでなく、個人でのサービス利用で魅力的なメタバースを構築する人は少なくありません。
進化したサービスによって理想のメタバースを作ったり、気に入ったメタバースにユーザーとして参加したりと、さまざまな方法で活用しましょう。