模型ファン向け雑誌「ホビージャパン」が、VRChatに公式ワールドをオープンしました。博物館風のワールド内では、「VR×ホビー」をテーマにした魅力的な体験が可能です。
さまざまな模型を掲載する雑誌「ホビージャパン」
「月刊ホビージャパン」は、株式会社ホビージャパン(渋谷区)が発行する模型雑誌です。創刊は1969年12月で、毎月25日に発売されます。
長い歴史を持つ「ホビージャパン」は、当時はミニカーに関する雑誌でした。しかし、時代とともに掲載内容が徐々に変化し、幅広い模型を取り上げるようになりました。
公式博物館ワールドがオープン
2024年2月にVRChatにオープンした公式ワールド「ホビースフィア」は、博物館をイメージした空間です。ワールドに入ってまず降り立つのは、博物館の前。美しい青空の下に建つ近代的なデザインの大きな博物館は、非常に印象的です。また、空には「Hobby JAPAN」というロゴの入った飛行船が浮かんでいます。
建物のなかに入ると、出迎えてくれるのはホビージャパンVR部のマスコットです。ホビージャパンのロゴに手足が生えた個性的な見た目ですが、「ホビースフィア」に関するさまざまな情報をわかりやすく解説してくれます。
テーマは「VR×ホビー」
「ホビースフィア」のテーマは「VR×ホビー」です。VRならではの体験で、模型により親しみ、楽しめるさまざまな工夫が凝(こ)らされています。
博物館内には展示ブースのほか、イベント開催も可能な大きなステージもあります。2024年3月現在体験できるブースは、スクウェア・エニックス、タカラトミー、ホビージャパンの3つです。
迫力満点の大きさの3Dモデルやプラモデルスケールのモデル、リアルなジオラマなどさまざまな模型が展示されており、壁のボタンを押すと巨大な模型が現われるなどの仕掛けもあります。
模型ごとに解説も展示されているので、リアルな模型を鑑賞しながら、その歴史や豆知識を知るのも楽しいでしょう。
VRでしかできない体験を楽しもう
模型の飛行機のコックピットに入る、大好きなキャラクターの模型を大きなスケールで見るなど、VRでしかできない体験を可能とする「ホビースフィア」は、VRChatにあります。ホビージャパン愛読者はもちろん、模型好きもそうでない人も充実した時間を過ごせる空間へ、遊びに行ってはいかがでしょうか。
なお、ホビージャパンは、VRChat内に「ホビージャパン駅前商店街」というエリアも公開していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。