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富山県黒部市が、DOORに「愛本刎橋」を公開

富山県黒部市が、メタバースプラットフォーム「DOOR」に新たな空間を公開しました。「愛本刎橋」や周辺の自然を再現したメタバースで、魅力的なバーチャルトリップを体験できます。

「愛本刎橋(あいもとはねばし)」とは

愛本刎橋は、黒部川にかかる全長63.5mの橋です。加賀藩5代目藩主である、前田綱紀の命令により、1662年に架設されました。木造の橋がかかる場所は急流のため、橋脚を設けておらず、両岸から「刎木(はねき)」を出して橋を支える特殊工法が特徴です。

明治時代まで存在した愛本刎橋は、日本三奇橋にも数えられています。

メタバースプラットフォームDOORに公開

江戸時代にかけられた愛本刎橋は、木造橋としては他に例を見ない大きさも魅力でした。そんな愛本刎橋を、黒部市とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(大阪府大阪市)、西日本電信電話株式会社 富山支店(富山県富山市)が連携し、DOORに再現しました。

ブラウザから気軽にアクセスできるメタバース空間で、迫力ある愛本刎橋を見れば、江戸時代にタイムトラベルした気分を満喫できるでしょう。

橋の美しさや周囲の豊かな自然を再現

黒部市にある歴史民俗資料館では、市内の歴史・文化を紹介しています。愛本刎橋については、その特殊な構造や橋のスケールをよりリアルに伝えたいという思いから、先端技術であるVRを活用することを決定しました。

地域の人はもちろん、他地域からの来訪者にも愛本刎橋の魅力を知ってもらう機会を創出するメタバースには、周辺の木々や雄大な黒部川も再現されています。豊かな自然のなかにそびえ立つ愛本刎橋をアバター視点で見てみると、そのスケールをよりリアルに感じられるでしょう。

橋を渡るだけではなく、空中から見下ろしたり、下から見上げたりと、メタバースならではのさまざまな楽しみ方ができるのも特徴です。ぜひいろいろな角度からの愛本刎橋も、堪能してください。

魅力的な空間へ遊びに行こう

大自然のなかに存在した、大きな木造橋「愛本刎橋」を再現したメタバースは、DOORで体験できます。パソコンやスマホのブラウザから気軽にアクセスできるメタバースで、黒部市の歴史・文化に触れてみるのもよいでしょう。

橋を渡る、下から見る、上から見上げる、友だちとチャットしながら観光気分を味わうなど、さまざまな方法で、メタバースを活用してください。

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