福岡市にある紅葉八幡宮(もみじはちまんぐう)が、メタバースを公開しました。メタバースの制作には、障がい者の就労支援施設を運営している合同会社HLサポート(福岡市)が協力しています。
紅葉八幡宮とは
紅葉八幡宮は、福岡市早良区にある神社です。1482年創建で、神功皇后・応神天皇・菟道稚郎子命(ウヂノワキノイラッコノミコト)の他、大己貴命・稲倉魂命・事代主命など、12柱を祀っています。早良の鎮守として多くの人が参拝に来る紅葉八幡宮は、特に安産や厄除け、子どもの守り神として有名です。
その名の通り、美しい紅葉が見どころのスポットでもあり、毎年11月には、もみじ祭も開催。樹齢200年を超える大もみじをはじめ、境内のたくさんのもみじをライトアップし、美しい夜景を堪能できます。
合同会社HLサポートと共同でメタバースを制作
紅葉八幡宮のメタバースは、障がい者の就労支援施設を運営する、合同会社HLサポートと共同で制作されました。2024年4月より公開をスタートした空間には、実在する紅葉八幡宮の社殿を忠実に再現しています。
紅葉八幡宮のメタバースは、メタバースプラットフォームZEPETO内で公開中です。今回の取り組みは、神社文化を新たな形で広め、国際交流にも貢献するとともに、障がい者の社会参加を促進するものとして、期待が集まっています。
参拝やミニゲームなどの体験が可能
メタバース「紅葉八幡宮」では、バーチャル空間での参拝以外にも、さまざまな体験が可能です。神社内には豆知識カードが散りばめられており、神社の歴史などを知ることができます。カードは収集できるので、コンプリートを目指してメタバース内をくまなく見て回れるのも、魅力の1つです。
また、神社にまつわるミニゲームも用意されており、子どもから大人まで楽しめる空間に仕上がっています。遠方の人はもちろん、外出が困難な人も気軽にのぞけるメタバースで、紅葉八幡宮への知識や興味・関心を深められるでしょう。
ZEPETからのぞいてみよう
美しい社殿と紅葉を再現した紅葉八幡宮は、メタバースプラットフォーム・ZEPETで体験できます。バーチャル空間での参拝で、安産や厄除けのパワーをもらうのもよいのではないでしょうか。
魅力的な空間で、現実から離れた息抜きをお楽しみください。