株式会社Co-TechLab(東京都千代田区)は、千葉工業大学と連携し、AI分野での研究を行うことを発表しました。連携研究を通し、ビジネスをアカデミアの視点を融合したAI開発を目指します。
株式会社Co-TechLabとは
株式会社Co-TechLabは、AIやメタバースに関する研究・開発を行う企業です。「社会課題に向け最新技術を放つ発射台となる」ことを目的に、4社のIT部門から、専門知識を持つエキスパートが集結した組織で、政府機関や企業、大学などとの連携も、特徴だといえます。
連携研究の内容は
2024年3月の発表によると、Co-TechLabは、千葉県習志野市にある千葉工業大学と連携したAI研究を、すでにスタートしています。主に、デジタルツインを用いたマルチモーダルLLMの開発に注力しており、共同研究によって、リアルタイムでの対話型AIの実現を目指すとのことです。
AIは、空間把握能力が低いという弱点があります。これをデジタルツインの活用によって克服すれば、既存のAIよりもレベルアップした汎用型AIの開発も可能です。
千葉工業大学の学生支援も
Co-TechLabと千葉工業大学の連携は、AI技術の研究・開発のみにとどまりません。Co-TechLabのAIエンジニアは、千葉工業大学の学部生・大学院生に対し支援も実施し、学生たちに、実践に近い学びを提供します。
学生は研究への積極的な参加で、実践的な知識、そして経験を得られるでしょう。
連携による成果に期待!
これまでも、国内のさまざまな企業や自治体、教育機関と連携し、AIやメタバースの研究・開発を行ってきたCo-TechLab。千葉工業大学との連携によって、AIとのリアルタイムな会話実現への道を切り開けるのでしょうか。
今後の成果の公表などにも、注目しましょう。