住友商事株式会社(東京都千代田区)が、メタバースプラットフォームRobloxを活用した、メタバースコンテンツ制作を開始しました。国内のクリエイターや制作会社と連携し、よりよいコンテンツの創出を目指します。
取り組みの背景
住友商事は、メタバース特有の体験が、消費者の行動に影響し、新たな消費行動やメタバース上での産業が生まれると考えています。そこで、世界中のユーザーがメタバースでゲームを楽しむオンラインプラットフォーム「Roblox」を活用し、消費者を引きつけるコンテンツにより、より多くの消費者を集め、メタバースならではの新たな体験を提供するために、今回の取り組みを決断しました。
制作名は「Omochi Studio」
メタバースコンテンツ制作を発表した2024年3月5日以前から、すでに住友商事ではゲーム制作を実施しています。コンテンツ制作名は「Omochi Studio」です。2023年10月に、個人クリエイターと連携してリリースしたホラーゲーム「ペタペタサマ」は、公開からおよそ6ヵ月のあいだに、4,980万回訪問されました。
また、現在はキャラクタータレント事務所Simple Side Mascotsの「あさみみちゃん」を題材にした「あさみみレストランへようこそ!」を、正式リリースするために準備を進めています。
Robloxでどのような価値を提供する?
膨大な量のメタバースゲームが公開され、世界中からユーザーが集まるRobloxをフィールドとすることで、住友商事が提供する価値は大きく5つです。
- 集い:離れた場所にいる人とも集まれる
- 楽しみ:ゲームコンテンツを楽しめる
- ショッピング:ゲームで遊ぶためのアイテムを購入する
- コミュニケーション:アバターを介し、世界中のユーザーとのコミュニケーションが可能
- 学び:ゲームを通して、楽しみながらプログラミングや語学を習得できる
メタバースでしかできない魅力的な体験を通して価値を提供するとともに、収益化につながるモデルも創出します。
魅力的なコンテンツに期待!
「Omochi Studio」の名で、クリエイターや制作会社と共同で、Roblox向けゲーム制作を開始した、住友商事。今後、どのような魅力的なコンテンツが生まれるかが楽しみですね!
Robloxでまだ遊んでいない人は、ぜひダウンロードして、既存のさまざまなゲームにも触れてみてください。