防災意識向上を目指した、福島県の防災VRの制作に、株式会社ポニーキャニオン(東京都港区)が協力しました。3月22日には福島県庁で記者発表が行われ、福島県出身のタレント・あばれる君も参加しました。
「福島県防災VR映像」とは
「福島県防災VR映像」は、県民の防災意識の向上を目的に制作されたVRコンテンツです。コンテンツは2本で、1本には令和元年東日本台風をはじめとした、水害や土砂災害の特徴が再現されています。
もう1本の「地震・津波編」では、平成23年に発生した東日本大震災などの大地震や、大津波の特徴を再現しました。
スマホなどから臨場感ある体験が可能
360度のVR映像で、災害を疑似体験できる「福島県防災VR映像」は、YouTubeの「PrefFukushima」というチャンネルで公開中です。「PrefFukushima」では、福島県の現在の姿や魅力、宝などを動画で発信しています。
誰でも手軽に視聴可能なYouTubeは、特別なアプリのダウンロードも不要です。VRヘッドセットを用いればよりリアルな体験ができますし、パソコンやスマホ、タブレットなどからも、気軽にアクセスし、再現度の高い動画を視聴できるでしょう。
記者発表にはあばれる君も参加
2024年3月22日の制作記者発表には、福島県知事とともに、福島県矢祭町出身のタレント・あばれる君も参加しました。あばれる君は、一般公開に先駆け、VRヘッドセットを使ってVR映像を体験し、リアルな映像に大興奮でした。
体験後に、「本当にその場にいるような感覚に陥った」「怖かったが、これくらいリアルなほうが気持ちの備えもできるのではないか」と、率直な感想を述べ、訪れた記者達に完成度の高さを伝えました。
YouTubeから体験しよう
YouTubeで公開中の「福島県防災VR映像」は、「水害・土砂災害編」と「地震・津波編」の2本で、昨今頻発する災害の特徴を伝えるコンテンツです。スマホやタブレットなどからも見られる映像で、災害時の様子や自身の取るべき行動をチェックしてみましょう。
再現度の高い、美しい映像にも注目しながら、防災コンテンツを活用してください。