公益財団法人似鳥文化財団は、所蔵する浮世絵を仮想空間で体験できる企画展を開催しています。「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」は、Bunkamuraメタバースで体験できます。
「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」とは
「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」は、北海道小樽市にある小樽芸術村が所蔵する浮世絵をメタバースで体験できるコンテンツです。小樽芸術村は、20世紀初頭に建造された美術館施設で、小樽市が発展を遂げた19世紀後半から20世紀前半にかけての、国内外の優れた美術品や工芸品を展示しています。
メタバースを活用した企画展では、小樽芸術村の浮世絵コレクションを中心に、さまざまな作品を紹介します。高精細なデジタル展示は、浮世絵の新たな魅力発見に貢献するでしょう。
メタバース展示の特徴
メタバース展示では、美人画・風景画・妖怪画を、作品の雰囲気に合わせた空間で楽しめます。アバターを使って空間内を自由に見て回れるだけでなく、作品のなかに入り込んだような体験も可能です。
美人画は、江戸の街並みを再現した空間に展示されています。江戸の町民になったような気持ちで、作品とともに街散歩を楽しみましょう。風景画は、天空のメタバースで紹介されています。大パノラマの風景画はもちろん、作品の見どころをアピールする解説文にもぜひ注目してください。
「メタバースおばけ屋敷」も体験できる!
妖怪画の展示スペースは、灯篭の薄明かりで照らされた空間です。妖怪たちが跳ね回る様子が描かれた三枚続きの浮世絵が、暗闇に浮かぶ空間は圧巻です。
また、別フロアに設置された「メタバースお化け屋敷」では、大きな土蜘蛛の浮世絵が見られます。「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」を含む、没入感の高いBunkamuraメタバースのコンテンツを体験しましょう。
期間限定の企画展を楽しもう
Bunkamuraメタバースで開催中の「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」が体験できるのは、2024年6月30日までです。Bunkamuraメタバースには、こちらからアクセスできます。ブラウザから無料でアクセスできる空間で、大迫力の浮世絵の世界を堪能しましょう。