株式会社X(東京都港区)が、新たにAIアバター広報社員のレンタルサービスを開始しました。新サービスには、大きく3つの魅力があります。
AIアバター活用に注力する株式会社X
株式会社Xは、AIアバターと3D技術の活用で、企業DXを支援する企業です。就活生向けメタバース「就活ひろば」の運営や、AIアバターやメタバースコンテンツをノーコードで作れる広報DX支援「apotto」など、いま注目のサービスを多数展開しています。
サービス概要
2024年5月1日よりスタートした新たなサービスは、AIアバターを自社の広報社員として採用できるサービスです。AIアバターが企業の担当者として、広報活動を行います。
アバター広報社員の使い方は、事前に用意した画像上にアバターを配置するだけです。文章や行動を設定すれば、あとは自動で行動し、PR動画などを作成できます。文章や行動は、専用コンソールを使って簡単に入力でき、その内容をもとにAIが学習するので、設定さえすればアバター広報社員に業務を任せられる仕組みです。
アバター広報社員の魅力
アバター広報社員には、以下の3つの魅力があります。
- 永久社員
- NGなし
- 作り直しOK
広報担当の従業員が退職すると、権利関係などの観点から担当者がうつっていた動画が使用できないなどの問題が起こります。アバター社員は退職しないので、長く使い続けられるのがメリットです。
また、人間が話す場合はいいにくいことがあったり、プレゼンで言葉に詰まるといったことが起こりますが、アバター広報社員はAI音声でスムーズに話すので、NGがありません。さらに、動画撮影の際はミスや情報の追加の際、撮り直しや編集が必要です。その点、アバター広報社員なら文字を追加するだけで自動編集してくれるので、作り直しにかかる時間は5分程度で、ほかの従業員の負担も軽減できます。
アバター広報社員は上記の強みを生かして、企業のPR動画やプレゼンテーション、各種案内など、さまざまなシチュエーションに対応します。
今後のサービス活用事例にも注目しましょう
3つの魅力を生かし、よりよい企業の広報を実現できるアバター広報社員は、今後どのようなシーンで活用されるのでしょうか。導入事例などにも注目し、AIアバターの活躍を見守りましょう。