2024年4月13日より青森県美術館で開催中の「AOMORI GOKAN アートフェス 2024【メイン企画】 かさなりとまじわり」で、Virtualion株式会社(東京都中央区)が仮想展示空間の演出を担当しました。展示は、9月29日まで行われます。
「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」とは
「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」は、青森県内にある5つの美術館を中心としたアートフェスです。2024年が初開催で、「つらなりのはらっぱ」をテーマに、各館が地元とのつながりや、個性を生かした展示を行っています。
イベントを実施中の美術館は、青森県立美術館のほか、青森公立大学 国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館です。
仮想展示空間を演出するVIrtualion
青森県立美術館では、展示室を含めたさまざまな部屋を「原っぱ」に見立てたメイン企画「かさなりとまじわり」を行っています。館内はもちろん、館外でもアートを見つけることができ、来館者は自由に鑑賞や体験を楽しめます。
同美術館の展示企画で、VIrtualionは仮想展示空間を演出します。
展示企画〈a day before art〉
VIrtualionの展示企画のタイトルは、〈a day before art〉です。これは、バーチャルの世界で、青森県立美術館をはじめとした5つの美術館をめぐる作品で、展示シミュレーター上に5館それぞれを模した展示室を作成し、アートフェス参加者が投稿した写真をもとに、展覧会が自動生成されます。
バーチャル空間で各美術館をめぐるのは、青森で見られる猛禽類の「ノスリ」です。ノスリは仮想空間上の美術館を見ながら、体験者にわかりやすくガイドもしてくれます。アートフェス参加者による「展覧会と出会う」という新たな感覚を、味わってみてはいかがでしょうか。
5館をめぐる企画展示を見てみよう
「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」の一環として、青森県美術館で行われている展示企画〈a day before art〉は、館内のコミュニティホールで体験できます。近隣の方はもちろん、期間中に青森県を訪れた方も、足を運んでみるとよいでしょう。
バーチャル空間では他館をめぐる体験もできます。ぜひ青森県立美術館以外の展示も、足を運んで見に行ってみてください。