リアルバーチャル株式会社(東京都渋谷区)は、株主総会にオンラインを活用する新たなサービスをスタートしました。新サービスは、株主にリアルな株主総会を提供するだけでなく、社内やサービス現場をアバターで歩き回るなど、従業員の熱気も体感できるものです。
サービス開発の背景
昨今は株式のオンライン取引が急速に普及しており、株主総会に参加する個人投資家の数も増加しています。また、近年は経営の透明性が求められることも多く、投資家が企業の経営や業績に関するより詳細な情報を求めるケースも少なくありません。
オンラインを活用した360度配信の株主総会は、株主が自宅などにいながら、リアルタイムで株主総会に参加可能で、会社内部の見学や、各部署の担当者とのコミュニケーションの実現も可能です。
以上の点から、リアルバーチャル株式会社は、よりよいオンライン株主総会を実現できる新たなサービスを開発しました。
オンライン株主総会の特徴
オンライン株主総会の特徴は、大きく5つです。
- 株主総会リアルタイム配信
- オンライン社内見学
- 各事業のブース展示
- 社員と株主のコミュニケーション
- 株主総会以外の時期でも閲覧可能
リアルな株主総会を、オンラインミーティングツールを使って配信するスタイルは、近年増加しています。しかし、この場合はリアルで参加している会場がメインとなり、オンラインでの参加者は配信を第三者的に見学するだけで、臨場感が得られませんでした。
新たなサービスは、360度のリアルタイム配信によって、リアルな会場体験を実現します。また、質疑やアンケートなどが取りやすい機能の実装で、オンライン参加でもリアルタイムな質問や意見の提出が可能です。
このほか、普段は入れない社内の商談場所や、各部署がオンライン上に設置したブースの見学もでき、アーカイブ機能によって、リアルタイム配信時以外にも閲覧可能な環境を提供します。
従業員と株主のコミュニケーション促進にも
より多くの人に、長期間株主でいてもらうためには、従業員と株主のコミュニケーションは欠かせません。新たなサービスは、オンライン上で従業員と株主がよりリアルなコミュニケーションを取れるのも、魅力の1つです。
株主はどのような人が働く会社かをよく知ったうえで投資ができ、従業員も企業がどのように社会貢献し、誰に応援してもらっているかをより強く認識できるでしょう。
新サービスの活用に注目!
オンラインでよりリアルな株主総会を実現する、リアルバーチャル株式会社の新サービスは、さまざまな企業の株主総会で活用されることが期待されます。導入事例や新機能の実装など、今後の情報にも注目しましょう。