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京都府城陽市が「3D教育メタバース」導入を発表

京都府城陽市は、不登校児童・生徒に学びの場を提供するための「3D教育メタバース」導入を発表しました。メタバース導入には、NTTスマートコネクト株式会社(大阪市)、NTT西日本京都支店(京都市)が協力しています。

「3D教育メタバース」とは

NTTスマートコネクトが提供する「3D教育メタバース」は、子どもたちの学びの多様性に貢献するサービスです。教室や集会所、面談室など、実際の教育現場に近い空間を用意し、音声会話や資料共有など、多様なコミュニケーションを可能とします。

未成年の利用を想定したサービスは、NGワードフィルターやログ管理、行動履歴確認など、充実したセキュリティ機能も特徴です。トラブルを防止し、安心・安全に活用できるメタバースとして、学校説明会や交流学習、不登校児童・生徒の支援など、幅広い利用を想定しています。

不登校児童・生徒に学びの場を提供

城陽市は2024年4月8日、この「3D教育メタバース」を導入し、市の教育委員会と協力して不登校児童・生徒への学びの場の提供を発表しました。

取り組みは2025年3月末まで、約1年間実施される見込みで、授業活動への参加機会を提供します。また、アバターを介したコミュニケーションの促進も図ります。

4つの空間で学びからコミュニケーションまで

メタバースに用意されている空間は、以下の4つです。

  • 教室(最大収容人数50名)
  • アクティブラーニングルーム(最大収容人数50名)
  • 集会所(最大収容人数120名)
  • 小ルーム(最大収容人数5名)

教室はどの席でもホワイトボードが見やすいデザインとなっており、50名までが同時に入室できます。アクティブラーニングルームは、ルーム内に6つの小さなブースが設置されており、少人数にわかれてのアクティブラーニングが可能です。

最大120人収容の大きな集会所では、説明会や集会、講演なども行えます。反対に、最大収容人数を5名と限りなく少人数にしぼった小ルームでは、リラックスできる空間で、安心して会話ができる工夫が凝(こ)らされています。

メタバースが教育にもたらす効果に期待

「3D教育メタバース」導入を発表した城陽市に限らず、不登校児童・生徒の増加は、昨今の国内での深刻な教育問題の1つです。文部科学省は、2023年3月に「誰もが学び続けられる環境を保障する不登校対策」を策定し、誰もが学べる環境整備に取り組んでいます。

今回のメタバースが、城陽市の子どもたちにどのような影響をもたらすのか、今後の情報も追ってご紹介します。

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