人口減少が進む地域では、別地域からの移住を促進する活動も積極的に行っています。秋田県では、移住支援に関する情報提供にメタバースを活用した「あきた移住・交流メタバース万博」を公開中です。
「あきた移住・交流メタバース万博」とは
「あきた移住・交流メタバース万博」は、秋田県への移住・交流促進をテーマに制作・公開されたメタバースです。県内の市町村の魅力を知ったり、移住支援に関する情報を集めたりすることを目的とした空間ですが、秋田の魅力を知りたい、メタバースに触れてみたいという人も、自由に空間を体験できます。
令和5年9月から12月にかけては、4回にわたる移住・交流イベントも行われました。今後のイベントスケジュールは公開されていませんが、メタバース体験は2024年5月現在も継続中です。
8つの空間で秋田の魅力を発信
「あきた移住・交流メタバース万博」では、県内を6つの地域にわけてパビリオン化し、その魅力を発信しています。中央広場と展望台を含む、8つの空間は、以下の通りです。
- 中央広場(スタート地点)
- 展望台
- 白神山地パビリオン(能代市周辺)
- なまはげパビリオン(秋田市周辺)
- 鳥海山パビリオン(由利本荘市周辺)
- 秋田犬パビリオン(鹿角市周辺)
- 田沢湖パビリオン(大仙市周辺)
- かまくらパビリオン(横手市周辺)
また、メタバースに入場する際には、秋田にちなんだ以下の6つのアバターから、好きなものを選択できます。
- 秋田PRキャプテン「んだッチ」
- 平安の歌人、小野小町をしのぶ「小町娘」
- 秋田の県魚「ハタハタ」
- 秋田を守る名物「超神ネイガー」
- 秋田県原産「秋田犬」
- 湖神となった伝説の美少女「たつこ像」
「AIチャットアキタイヌ」への相談も可能!
秋田県知事のリアルなアバターや、大きな秋田犬のオブジェが出迎えてくれる「あきた移住・交流メタバース万博」の中央広場では、AIチャットシステム(ChatGPT)を活用した「AIチャットアキタイヌ」の試験運用も実施しています。
最大150文字までの質問を入力すると、AIが回答します。秋田県や移住に関する疑問に、「~ワン」という語尾をつけて答えてくれるので、ぜひ話しかけてみてください。
個性的な空間をのぞいてみよう
「あきた移住・交流メタバース万博」は、その名の通り「万博」をイメージしたにぎやかな空間となっています。個性あふれる空間は、ブラウザから気軽に体験可能です。
気になる人は、ぜひこちらからのぞいてみてください。