巨大な三毛猫が飛び出す「クロス新宿ビジョン」をはじめ、大型ビジョンを使った立体映像が都内を中心に増加中です。2024年4月には「新宿サザンテラスビジョン」も新設され、迫力の映像に注目が集まっています。
立体映像が注目を浴びた「クロス新宿ビジョン」
「クロス新宿ビジョン」は、2021年7月に新宿駅東口に現われた、巨大なスクリーンです。画面から飛び出すように見える大きな三毛猫は「新宿東口の猫」と名付けられ、見る人を圧倒しました。
「新宿東口の猫」のほか、3Dを活用した個性的な広告動画が1日を通して放映されているクロス新宿ビジョン。2024年5月現在は、ブルーマンやアルバルク東京、PURINA felixの3D広告が放映中です。また、「新宿東口の猫交番」「新宿UFOゲートウェイ」は、レギュラー動画として長いあいだ放映されています。
2024年4月には「新宿サザンテラスビジョン」を新設
2024年4月1日には、新宿駅南口にも大型3Dビジョンが登場しました。新設された「新宿サザンテラスビジョン」は、縦3.6m×横19mの巨大L字型のディスプレイから飛び出してくるような3D映像を楽しめます。
4月17日から30日までは、XR広告を3Dビジョンに融合させた実証試験も行われました。ユーザーは、テスラの新型自動車の広告に表示された二次元コードをスマホで読み取り、魅力的な XRコンテンツを体験しました。
大型ビジョンは新宿以外にも
駅東口・南口と、2つの巨大スクリーンを構える新宿ですが、都内のその他のスポットでも、大型ビジョンの設置が増えています。渋谷駅にも「シンクロ7シブヤヒットビジョン」と「シブハチヒットビジョン」の2つのビジョンがあり、8面の大型ビジョンの連動により、超巨大秋田犬の立体的なカラクリ時計が見られます。
表参道交差点にある、6面連動で約300㎡のサイズを実現した「OMOSANビジョン」は、3D広告はもちろん、大画面で2D広告も大きなインパクトを与えます。
また、都内や地方都市を中心に増える大型ビジョンのように、3Dで見える映像を提供する商業施設も、各地で増加中です。
大迫力の映像を見に行こう!
新たに登場した「新宿サザンテラスビジョン」は、超大型ディスプレイで立体的な映像を楽しめます。大迫力の3D映像は都内のさまざまなスポットで見られるので、近くに行った際にはぜひチェックしてみてください。新たな大型ビジョン登場にも、期待しましょう。