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にしてつグループ、VR技術を活用したバス運転者教育ツールの提供を開始

西日本鉄道株式会社(福岡市)は、バス運転者向けのVR教育ツールを開発しました。コンテンツ開発に至る背景には、昨今問題視されているバス社内での事故などがありました。

東京海上ディーアールとツールを共同開発

鉄道やバスなどの運送事業を中心に、不動産業やホテル事業など、幅広い事業を展開するにしてつグループ。新たなVR教育コンテンツは、同社のバス輸送部門とさまざまなコンサルティングサービスを提供する東京海上ディーアールが共同で行いました。

バス運転者に求められる「車内確認」

バス運転者には、安全基本動作の1つとして、車内確認が求められます。これは、高齢化によって多く発生している、バス車内における転倒事故をはじめとした車内事故防止のための、重要な動作の1つです。

車内確認を正確に実施するためには、訓練の積み重ねも欠かせません。しかし、車内確認は乗客の動向に合わせて行わなければならないため、実車両、そして乗客役となる人材を用意する必要があり、回数を重ねるのは容易ではないのが事実です。

そこで開発されたのが、バスの車内転倒事故防止を目的とした、VR教育・支援ツールです。ヘッドマウントディスプレイがあれば、実践的な状況での訓練をすぐに実施できる教育ツールは、バス運転者の安全教育の効率化や、訓練のためのコストダウンなどに貢献します。

サービス概要

VR教育コンテンツ内では、停留所発進時のバス車内を再現しており、バス運転者の動作確認に関する訓練と、その評価ができます。訓練には、視線のカーソルと手持ちのコントローラーを使用します。学習者は、車内にある的に対し、一定時間カーソルを合わせることで、動作確認を行い、マークがついた的の数で、動作確認が得点化されます。

学習者は具体的な数値(点数)で、動作確認の正確性をわかりやすく振り返ることができ、訓練を繰り返すなかで、動作の定着も図れます。

なお、同サービスは2024年4月より、東京海上日動の保険契約者である、バス事業者安全支援サービスとして、全国のバス事業者への提供を開始しています。

新たな教育ツールの活用に期待!

にしてつグループが東京海上ディーアールと共同開発したVR教育コンテンツを使えば、実車両や乗客役を用意する必要がなく、簡単に訓練を実施できます。安心・安全にバスを利用できるよう、全国のバス事業者で導入され、その効果が表れることに期待したいですね。

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