VRChatの初期ホームワールドが、大幅にリニューアルしました。以前のバージョンよりも豪華になったワールドでは、さまざまな仕掛けが楽しめます。
初期ホームワールドとは
初期ホームワールドとは、VRChatを始めたユーザーが最初に訪れるワールドです。多くのユーザーが拠点として活用しています。
サービス開始から10周年を迎えた2024年1月にも、初期ホームワールドはアップデートされ、記念オブジェクトやお祝いのケーキなど、普段は見られないものやギミックで、ユーザーを楽しませました。
リニューアルでグラフィックが豪華に
2024年5月のアップデートで大きく変わった点は、グラフィックです。以前はシンプルで落ち着いた空間でしたが、落ち着きはそのままに、照明の追加で華やかさをプラスしています。
アバターの姿を確認するために置かれているミラーや、サンプルアバターリストなど、そのまま残っている機能も多数ありますが、鏡のサイズが大きく、サンプルアバターの検索もより操作性を高めており、細かな更新が行われていることがわかるでしょう。
さらに、リスポーン地点の反対側には、入ると空中に浮遊するエリアが新たに設置されました。今後、ワールドへの異動地点として利用されるなど、何らかのギミックが追加される可能性は、高いといえます。
音楽プレイヤーの設置も
アバター確認用の鏡の横には、ワールドBGM用の音楽プレイヤーも新設されました。これまでのホームワールドはBGMがありませんでしたが、生まれ変わったホームワールドでは、プレイリストから好きな楽曲を選んで流せます。
他のワールドでは、YouTubeのURLを貼り付けて好きな音楽を流せますが、ホームワールドの音楽プレイヤーで選択できるのは、収録されている楽曲のみです(2024年6月現在)。
進化したホームワールドを体験しよう
VRChatで初めて入室する「初期ホームワールド」は、アップデートでより機能性やデザイン性を高めた空間に生まれ変わりました。すでにVRChatを利用している人も、進化したワールドをぜひのぞいてみてください。
なお、2024年5月から公開中の初期ホームワールドはβ版です。正式リリース後の変化と比較するのも、面白いかもしれません。