REALITY XR cloud株式会社(東京都港区)のメタバースプラットフォーム「REALITY Spaces」が、明星大学の講義で採用されました。バーチャル空間の活用は、学習や学生同士の交流促進に貢献します。
メタバースプラットフォーム「REALITY Spaces」
「REALITY Spaces」は、REALITY XR cloud株式会社が提供する、教育やビジネスシーンで利用できるメタバースプラットフォームです。ユーザーはバーチャル空間内を自由に移動したり、コミュニケーションを取ったりできます。
明星大学の講義に「REALITY Spaces」を採用
2024年5月、明星大学は「REALITY Spaces」を学内の講義に採用することを発表しました。今後、人文学部人間社会学科の天野徹教授が担当する講義で、メタバースを使用します。
明星大学は2020年から、DX人材の育成に注力しています。「REALITY Spaces」の導入もその一環で、時間や場所に縛られない学習環境の提供や、バーチャル空間からの講義への参加を促進します。
バーチャル空間活用で期待できる効果
バーチャル空間には、自宅などの好きな場所からアクセスできるので、諸事情で大学に足を運べない学生も、リアルな講義を体験できます。また、メタバースにはテキストや音声を活用したチャット機能もあり、学生同士、教授と学生のコミュニケーションの場としても利用可能です。
各大学で本格的にメタバースを利用した講義が導入されれば、講義内容に応じて、大学へ出向く機会を軽減させながらも、効率的な学びや交流を実現できるのではないでしょうか。
教育機関での「REALITY Spaces」活用に注目!
REALITY XR cloudは、これまでにも子ども向け英語学習アプリの開発を行うなど、教育分野での技術支援を積極的に行ってきました。REALITY Spacesも、行政などの教育機関や学校法人に向けた導入が推進されており、今後ますますの活用が期待されます。
大学、そしてその他の教育機関での導入事例に、注目していきましょう。