メタバースの商業施設「そらのうえショッピングモール」に、「お茶の水楽器店街」の楽器専門店がオープンしました。メタバースに登場した楽器店では、どのような体験ができるのでしょうか。

千代田区のさまざまな店舗をバーチャル化してきた「そらのうえショッピングモール」

さまざまなキャラクターを取り扱う1号館、サブカルに特化した2号館、各都道府県の魅力を発信する3号館、そしてゲーム関連のショップが並ぶ4号館と、コンセプトごとの館で構成される「そらのうえショッピングモール」。ここでは、千代田区観光協会の会員企業の取り組みとして、千代田区を代表するさまざまな専門店をバーチャルで紹介しています。

過去には、秋葉原のメイドカフェや神保町古書店街の書店、神田カレーグランプリの歴代グランプリ受賞店なども登場し、神田の魅力を世界に発信してきました。

6月6日に「お茶の水楽器店街」の楽器専門店をオープン

千代田区の専門店を紹介する新たな取り組みとしてオープンしたのが、「お茶の水楽器店街」の楽器専門店です。「お茶の水楽器店街」は、JR御茶ノ水駅を中心に展開する楽器店街で、楽器に特化した50軒近くの店舗が立ち並びます。

メタバースの「お茶の水楽器店街」は、「芸事の稽古はじめは、６歳の６月６日」というならわしに由来する「楽器の日」である、6月6日より公開中です。

メタバースでできる体験は？

「そらのうえショッピングモール」の1フロアに集められた、お茶の水の楽器専門店は、アバターを介して実際の「お茶の水楽器店街」のように自由に見て回れます。

360度4K映像で撮影されたバーチャルショップでは、実際の店舗に足を運んだような感覚を味わえます。1階だけでなく、2階、3階も回遊でき、階段に並ぶ楽器もゆっくりと見ることが可能です。

気になる楽器はズームで拡大して見て、木目や金属の風合い、ラメの輝き、傷の有無まで確認できます。また、商品説明やスタッフの接客動画で、楽器の音色やお得な情報をチェックできるのも魅力です。

バーチャルで見て気に入った商品は、通販サイトにアクセスして、オンラインで購入できます。また、店舗により詳しい情報の問い合わせもできるので、遠方の人もお茶の水の楽器店街にしかないレアな楽器を入手できるチャンスでしょう。

仮想空間で人気の楽器店を訪問してみよう

さまざまな店舗が並ぶ「そらのうえショッピングモール」に登場した、「お茶の水楽器店街」では、店内の雰囲気を堪能しながら、気に入った商品が見つけられます。楽器の購入を検討中の人はもちろん、未知の場所への訪問体験がしたい人も、ぜひのぞいてみてください。