ユタカ交通株式会社（和歌山市）と一般社団法人和歌山新城下町DMC（和歌山市）は、共同で「メタバース和歌山実行委員会」を運営しています。同実行委員会によって、和歌山県の観光スポットの1つ、「友ヶ島」のVR動画が公開されました。

国内外から注目が集まる「友ヶ島」

和歌山県の友ヶ島は、戦時中の要塞跡がそのまま保存」された島です。まるで時が止まったかのような感覚が味わえます。

幻想的な風景が魅力で、人気アニメ「サマータイムレンダ」では、友ヶ島をモデルにした和歌山県の離島が、物語の舞台にもなりました。これがきっかけで、若年層やアニメ好きの外国人観光客からも注目を集め、近年は多くの人が観光に訪れています。

360°VR動画をYouTubeに公開

YouTubeに公開された360°VR動画では、自然豊かな友ヶ島の様子や、そのなかに現れる人工的な建造物が楽しめます。薄暗い弾薬庫や細い通路など、非日常的な雰囲気の風景を、細部にわたって自由に見ることができ、実際に観光に訪れているような気分を味わえるでしょう。

VR動画の魅力は？

友ヶ島に限らず、観光地の360°のVR動画を作成する取り組みは増加傾向にあり、若年層を中心に注目を集めています。「没入感」を重視した友ヶ島の360°VR映像は、4K画質が美しく、仮想観光をよりリアルに体験できるのが魅力です。

動画内には英語のキャプションもあり、国内はもちろん、海外の視聴者に向けても、和歌山への興味・関心を高めてほしいという思いが伝わります。なお、動画を制作したユタカ交通は、2024年4月にも仮想体験型観光コンテンツとして「和歌山城 Kishu Ninja」を公開しており、友ヶ島のVR動画は第2弾となります。

気軽に観光体験を楽しもう

好きな場所をタイミングよく、リアルな映像を楽しめるVR動画は、行ったことのない場所への仮想観光も体験できます。和歌山県の観光スポットの1つとして昨今注目を浴びる友ヶ島へも、YouTubeの動画から気軽にトリップしてみてはいかがでしょうか。

YouTubeには、360°のさまざまな動画が公開されていますので、その他の観光VR動画も、ぜひお楽しみください。