仮想空間では、さまざまなキャラクターや生き物になりきった体験が楽しめます。2023年以降人気が急上昇中のVRゲーム「Gorilla Tag」も、ゴリラになって鬼ごっこ体験ができる、ユニークなコンテンツの1つです。
「Gorilla Tag」とは
「Gorilla Tag」は、ゴリラになりきって鬼ごっこを楽しむ、マルチプレイ特化型アクションゲームです。なりきるといってもゴリラになるのは上半身のみで、プレイヤーは両手を使ってフィールドを走り回ります。
他のプレイヤーも当然ゴリラなので、ゴリラ同士でフィールド内を移動しながら、白熱した鬼ごっこバトルを繰り広げます。
2023年から収益が急増!
「Gorilla Tag」は2021年のリリース以降、アクティブユーザーを徐々に増やしてきました。ユーザー数は緩やかな右肩上がりですが、2023年1月以降は合計収益が急増しており、収益は1億ドルを突破しています。
米メディアRoad to VRは収益の急増について、2022年12月に、Meta Quest版が正式リリースされ、これに伴う収益増加が影響しているという見解を発表しました。
ゲームの魅力は?
開発元のAnother Axiomによると、「Gorilla Tag」の平均プレイ時間は1回のプレイにつき1時間です。一度始めると長時間熱中してしまうのは、「鬼ごっこ」という単純ながらも本気で盛り上がりやすい内容であることに加え、「ゴリラになりきって走る」という非現実的な体験も起因しているでしょう。前のめりになり両手を地面について前進する、ゴリラらしい野性的な動きは、適度な運動やストレス発散にもってこいです。
また、独特なグラフィックも同ゲームの特徴で、パーティーハットをかぶったり、武器のようなものを持ったりした個性的なゴリラを何度も見たくなるのも、安定したアクティブユーザー数を維持している理由の1つでしょう。
ゴリラになりきって楽しもう
ゴリラになりきってフィールドを駆け回る「Gorilla Tag」は、Steam版、Meta Quest版を配信中です。一度ハマるとクセになる、不思議な魅力を持ったゲームを、ぜひプレイしてみてください。